【日替わり】おやすみなさい。【実i況i者】

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君に、おやすみって言うまで。

＜現在いる人＞
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なんでも許せる方だけどうぞ。

会話のみ、短めの話が多いです。

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おやすみなさい - 2024年5月4日

＜牛沢＞

玄関のドアを静かに閉める。

そのまま廊下を進んだ右側。私たちの寝室。

扉をそっと開けると部屋は真っ暗でうっしーの寝息が聞こえる。

『…ただいま。』

誰に聞こえるようにでもなく一人呟く。

ダイニングに行くと、いつものようにテーブルに並べられた料理。ラップがかかっていて、皿のすぐとなりには「仕事お疲れ。温めてね。」というメモ。

うっしーの料理はいつもおいしい。

後片付け、お風呂、まだ残っている仕事をすべて終わらせたときにはもう深夜の2時だった。

なるべくそっとダブルベッドにはいったつもりなのに、うっしーの目が開いた。

「…あー……YOUー…仕事お疲れ…」

『ごめん起こしちゃったね』

「ん…」

眠いからか視力が悪いからか。うっしーが思い切り目を細め私の顔を見る。

「疲れてそう…」

ゆっくりと両手が広げられる。

『…疲れたよ』

そっと彼の胸に顔を寄せ、背中に腕を回す。

「おやすみ……」

『おやすみ。』

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「えっ俺そんなことしてないよ！」

『してくれたよ～』

「だって昨日途中で起きたりしてないよ、ぐっすりだったぜ」

『無意識であれかぁ……』