鈍色の瞳の奥・日替わり【ワールドトリガー】

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あなたの本日の占い結果です - 2024年5月3日

【出水公平】 ｛藤見日和様リクエスト｝part１


じりじりと太陽が燃える炎天下の中、オレ達は校庭にいた。


「…米屋。」

「ん？」

「あっちぃな。」

「それな。」


真夏、４時限目の体育はやはりキツイ。

腹も減ってるし、それに今日は陸上、１００ｍ走だ。

米屋ももう始まる前にばてている。…まぁオレもだけど。


予鈴が鳴った。授業だりぃな…。

まぁでもあんまり任務で体育出れてないから頑張るか。



・



・


じりじりと太陽が地面を焼く中、オレ達はまだ体育をしていた。

暑くね？なぁ暑くね？

まだ初夏だなんて信じられないくらいの日射と暑さだ。

その中の１００ｍとか地獄すぎるだろ。




「おい弾バカ、見ろよ。」

「学校で弾バカとか呼ぶんじゃねぇよ槍バカ。…で、何だよ？」


暑い中声かけてくる槍バカにもイライラしながらそれに応じた。

米屋の指差した先には、オレ達とは違い、ハードルをしている女子の姿。

きゃっきゃと話をしている。



「…なんかさ、オレあの空間に行きてぇなって思ったわ。」

「…あー、それは思うかも。なんかその…男にはない華やぎがあるよな。」



遠い目をして女子の方を見ている米屋はそのあとキモいと言われていたが、オレは途中でほかの方向を見ていたからセーフだ。

女子は基本的におしゃれ好きな奴以外だったら無害だからな。



それより、オレは他に見たいものがあった。




＊＊＊
すみません、２にいかせていただきます。

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