【獄都事変】 ねぇ、助けてよ。

19種類の結果パターン

なぁ、どうしようもなく苦しいんだ、・・・助けて。 - 2024年5月8日

たがみ？が怖くて助けを求めているそうです。








今、俺は鈍い銀色に光る剣を喉に突き付けられ、毒々しい蛍光ピンクの目で睨み付けられている。





あ「・・・お前は誰だ」



がみ「YOU・・・、なんでそんなこと言うの？！俺だよ、たがみだってっ・・・」






俺を冷たく見下ろしてくるそいつは、俺の大好きなYOUによく似ていた




・・・だけど、違う。YOUの目は、淡くて優しい桃色だし、俺をそんな目で見ない







あ「―――田噛だと？笑わせる。田噛は、そんな顔をしたりしない、お前はただの化け物だ」







化け物。その言葉が心に深く突き刺さった。俺は「田噛」のコピーだから。




此処の世界の人たちにとってはそう、なのかもしれない。




でも、僕らは、僕は・・・たった一人の鬼。たとえそれがコピーだとしても。







がみ「・・・俺は、たがみ。君の知ってる田噛とは、違うけど、それでも




あ「っは、よく言えるなぁ、そんなこと！！」




がみ「っ・・・？！」







必死に抵抗しようとした声は「YOUじゃない誰か」の声によってかき消された。







あ「目も、顔つきも、仲間も！！全てアイツのコピーなのに、それでも違うと言い切れるのか？」




がみ「っあ、違う、そんなんじゃ・・・！」







蛍光ピンクの瞳で一睨みされ、声が出なくなる。







あ「何が違う？偽物のお前が、本物のアイツをどう否定する？なぁ、できないだろ？」




がみ「嫌っ、止めて、YOU、助けっ・・・・！！」







助けを呼ぼうとした喉に深く突きつけられていた剣が突き刺さった。







がみ「かはっ・・・っげほっあ、がっ、なんっ・・・！！」




あ「偽物は消えなきゃいけない、残るべきは本物だけだ、田噛は二人もいらない。」








剣が勢いよく引き抜かれた瞬間、俺の体から鮮血が飛び散る。




だんだんとぼやけていく目の前の景色には、YOUじゃないナニカが見下ろしていて・・






――――――おれを、そんなめで、みないでよ








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作「二つ連続で完成なんだぜ☆」 がみ「というか書き方変えたよね？」

アルファさん、リクエストありがとうございました！！

そろそろ木舌とか平腹とか谷裂とかも来ないかなー(ﾁﾗｯﾁﾗｯ

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