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はじめまして、「ますたあど」と申します！

え？なんで彼氏にしなかったかですか？？
いや、私自身に彼氏できたことなかったのでw
あとレンタル彼氏にめちゃくちゃ興味があったもので…

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＊注意＊
・100%捏造だと思ってください。
・作者の趣味や偏見がかなり表現されてます。
・エセ関西人。
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今出勤できる方(敬称省略)
→グルッペン(gr)
→トントン(tn)
→鬱先生(ut)
→コネシマ(kn)
→ゾム (zm)

(今後少しずつ増えて行く予定です)

至らない点が多いとは思われますがよろしくお願いいたします！

5種類の結果パターン

こんなんで運命がわかるなんて思うなy(殴 - 2024年5月6日

日が傾き、陽炎が姿を消した頃。
待ち合わせ場所の彫刻の前には、鮮やかな金色の髪を静かになびかせている男性が一人。

「はじめまして、グルッペンだ…」
「いや、今しゃっ…さっき来たばかりだ！」

低いトーンの声、相手を見透かすような鋭い眼光、少し恐いかもと思ったのもつかの間、ちょっと噛んでしまった姿は可愛らしい。

「そうだ、私は君のことをなんと呼べばいい？」
「…YOUか、よしYOU行ってみたい場所はどこかあったか？」

しまった、レンタル彼氏は初めてだったため適当に散歩したいなくらいにしか考えていなかった…。

「行きたい場所とかないのか？」

考えてなかったとは言えないので、グルッペンさんに行ってみたい所があるか聞いてみた。

「え？俺の行きたい所…でいいのか？」
「…実は一人で行っていいのか悩んでた所があってな…」

しばらく彼と喋りながら歩いてゆくと、そこには可愛らしい外装のお菓子屋さんがあった。

「ここのケーキが美味いと聞いたんだが、男一人で入るのには少々気が引けてな…」

お互いドキドキしながらお店に入ると、目の前にはショーケースに飾られた美味しそうなケーキ。
まあ値段はそこそこする。
食事代などはこちらの負担にはなるものの、お目当てのケーキを前に瞳を輝かせる彼の可愛らしいこと…ケーキの2個や3個くらい安いものとも思えた。

「ふむ、噂以上の美味さ…！」

食事用のスペースでケーキを食べる。
お互い違うケーキを買ったからか、彼はこちらのケーキも気になるようで…

「…それも美味そうだなぁ」
「食べかけだから駄目？べつにそんなこと一々気にしないゾ」

こちらの言い分などは関係なしに一口取り、口に含んでニコニコしている。
本当に美味しかったようでなによりだ。
目の前のケーキはみるみる減ってゆき、少しずつしか残っていない。

「本当に美味しかった！これなら何度でも食べられそうだ…！」

そう言った後一瞬だけ間が空いてから、少し目を逸らしながらまた口を開く。

「でも、再びここに一人で来るのは難しいな」
「あー…もしYOUが良ければだが、また一緒に…」
「いや、一緒にここに来るというなら…次はプライベートで食べに行ってやっても…いいゾ！」

ただケーキが食べたいだけなのかどうか…
その真意は分からないが、もう一度またここに彼と来てみたいというこの気持ちは、ハッキリとわかったのだった。