【文スト】おーるだざいさん。びたー

7種類の結果パターン

さーて。今日の幹部さんは〜？ - 2024年5月8日

今日はいい意味でも悪い意味でも、ハッキリと決まるときです。あなたの気取っているような態度も受け入れてもらえます。多分ね


という訳でお仕事な黒だざです。



やって来ました毎回恒例、深夜の倉庫街。



ただでさえ特務課から目をつけられているのに大騒ぎして厄介事を増やすと太宰に怒られてしまう。

ということで最近はめっきり暗殺と恐喝がメインの任務で、撃ち合いなんて何時ぶりだろうか。



るんるん気分で最近お気に入りの銃を拭いていると、後ろから声をかけられる。



「君、こんなところで銃の手入れをしているのかい？」


若干呆れたようなこの声の持ち主は太宰治、私の上司だ。

同期のくせに、此奴だけ出世しているんだからたまったもんじゃない。まあ頭は回るからね。


そのよく回る頭脳のせいでさっきのトランプも負けたんだけどそんなことはどうでもいい。


『羨ましい？これ、新しい銃(こ)なの。かわいいでしょ』


「銃を可愛いと云うYOUの感覚は私には理解出来ないよ」


こんなにも可愛らしいフォルムをしているのに？？理解出来ないお前の方が理解出来ないよ、と私は思うが黙っておこう。


「さあ、そろそろ敵が来る」

片付けろと云いたげに顎で指図する此奴に少し苛立ちを覚えた。


ムッとしながらも片付けを始める私に、あ、そうだ。と何か思い付いたように頭上で云う太宰。


すると、急にしゃがみ下から覗き込んできた。


「それよりさ、私と銃だったらどっちが好き？」




周りに居た部下達がギョッとして私を見つめる。



やめて。幹部とデキてたの此奴って目で見ないで違いますから


『勿論銃に決まって＿＿＿＿あ』

「はいペナルティ追加ね。罰ゲームは仕事中も有効だから」

しまった。先刻のトランプの罰ゲームのことをすっかり忘れていた。

それは私が太宰と中也をくっつけようとして仕組んだ、一位と最下位が丸一日付き合うというものだった。

だって中也に負けるなんて思ってなかったんだもの。

『いや、これは仕事と彼女だったら仕事の方が大事だっていう仕事人間な彼氏のプレイでね、断じて突然何此奴こわいっていう気持ちで云ったものではないっていうか』

早口でまくし立てればそれっぽく聞こえるの術！


「へぇ、そんな風に思ってたんだ？」


ｱｯﾔﾍﾞ

『そもそも気もないのに人前で云うのが悪いの！』

恥ずかしさで赤面しながら云うと、彼が何時もの顔でさらっと一言、





「＿＿＿誰が、気がないって云ったの？」

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本日のハッピー台詞！これを云えばハッピーになれる！(多分)

「で、平日のあんな暗い夜に何してたのかな？」

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