小さい頃から憧れていたヒーローいつだって"死”と隣り合わせな職業
私は今日もあなたの隣に入れたことが嬉しいんだ
これは明日隣にいれるかもわからないふたりの秘密の話
⚠︎死ネタ有り
⚠︎流 血有り
⚠︎リクエスト受け付けます
5種類の結果パターン
私はあなたの前で綺麗なまま死ねはしないよ - 2024年5月5日
one day→爆豪勝己
「勝己、○○路地に来て。早く来てね！」
「はぁ！？おい！！」
夜勤中に珍しく電話をかけてきた長年付き合ってる彼女。そう告げるだけ告げて電話を切った。いつもから変なやつだが今日はいつにもまして変だ。
幸い今日はオフだ。場所もすぐ近くだし言われたとおりに行くことにする。
言われた場所に向かってゆっくり歩く。徒歩で五分くらいの場所だし切羽詰まった様子でもなかったから急ぐ必要も無いだろうと判断したからだ。
(なんか臭うぞ)
それが普段から嗅ぎなれている血の匂いだと気づくまでは早かった。
路地に近づくにつれ少しずつ濃くなる血の匂い。指定された路地が近づくにつれて強く香り心臓が締め付けられるように痛い。勘違いだと思ったが最悪の結果が思い浮かび気付いた時には走り出していた。
「YOU！！！！！」
路地に駆け込み名前呼べば
「……早く、来てって……い、ったでしょ…………」
血まみれで苦しそうに笑う姿が見えた。息が止まるかと思った。
「救急車呼んだんか！！？」
「…………いーや……………」
「俺に連絡する前に呼べや！！」
慌てて携帯を取り出す。すると俺の手にYOUの手が触れた。
「…………か、つ……………き……………」
自分がもう助からないことは分かっているだろうと言わんばかりの瞳に無性に腹が立った。
「諦めんなや！！」
ヒューヒューと喉がなる中で必死に言葉にしようと口を開くYOU。
「………なんも残してあげられなくてごめんね……………」
泣きながら最期の力でそうはっきり言ったYOUは俺を引っ張りキスをした。そのスグあと瞼を閉じ体から力が抜け帰らぬ人となった。
最期のキスは血と涙の味がした
場違いのように明るく光るYOUの携帯には
あなたに愛してもらえて幸せでした
そう綴られていた。
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水月華(プロフ) - ノエルさん» お返事遅くなってすみません。そう言っていたたけるととても励みになります。これからもよろしくお願いします！ (2018年9月4日 23時) (
レス) id: 91d47070e7 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル - この作品、すごく好きです！たまに読みながら泣いていたりしますけど。頑張って下さい！応援します！ (2018年8月20日 12時) (レス) id: 96567b3e00 (このIDを非表示/違反報告)
水月華(プロフ) - KOYUさん» ありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです。これからもゆっくりではありますが頑張りますので応援よろしくお願いします！！ (2018年5月30日 0時) (レス) id: 91d47070e7 (このIDを非表示/違反報告)
KOYU(プロフ) - とても良い作品だと思います！ただ、もっと種類を増やして欲しいです！お気に入りにさせていただいてます (2018年5月29日 17時) (レス) id: 77c1659593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水月華
| 作成日時：2017年8月14日 11時
