きゅんな日常【ポートガス・D・エース】【ＯＮＥＰＩＥＣＥ】

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作者です。

エースと夢主のきゅんとする日常を無償に書きたくなって、つくりました！

日替わりでエースに振り回されます！お楽しみに

ちなみに自分が作った作品の中の日常をイメージしています↓
炎を恋い焦がす【ポートガス・D・エース】【ONE PIECE】

夢主はエースと同じ船に乗り、自分の故郷までの旅を一緒にしています

では、では、お楽しみに！

※台詞多めの作品です
夢主の台詞は『』

作者のお気に入りは"わたあめ雲の話"と"お酒の話"です。

1 服が燃やされる
2 風邪ひいた
3 突風
4 星空を二人で
5 雷が怖いから
6 酒に酔って
7 遭難
8 エースの少年時代
9 ミスコンでたら
10 甘そうな
11 冷たいのは
12 雨もしたたる
13 壁ドンって？
14 あたためて

14種類の結果パターン

今日も炎に振り回される - 2024年4月28日

YOUside
〇月△日(遭難)

「あちぃ～…。」

『暑くてもあついっていわないでよ。誰のせいで遭難したと思ってるの？』

　時をさかのぼること数時間前。船が食料不足に陥り(主に船長の食べ過ぎ)、釣り大会を開催。エースが海獣を引き当て、海に引きずり込まれた。助けに行ったYOUも一緒に何もない島に漂着。

「こういうの久しぶりだ。デュースと出会ったのは漂着した島でだったんだ。」

『へぇー！その時はどうやって脱出したの？』

「俺が移動用に使ってる舟、あれを作ってさ。」

『私じゃあの船作れない。みんなが私たちを見つけてくれるのを待つしかないか。』

　この島には食べ物がないことがすぐ発覚した。あり合わせで釣竿を作ってみたものの餌もない。

『エースで海獣釣れるかな。』

「おい、YOU、何か悪いこと考えてるだろ。顔に出てるぞ。」

『考エテナイヨ。』

「棒読み。それにしてもアイツら遅いな。そろそろ迎えに来てもいい頃だろ。」

『何年も見つけられなかったりして‥。』

　2人で顔を見合わせて、急に焦り始める。

『よし、煙だ！煙で見つけてもらうのが一番手っ取り早い！』

「炎なら任せろ！材料集めるぞ！」

　あっという間に材料が集め、立派な組み木が完成。立派なキャンプファイヤーの煙が2人の希望だ。

『もう夜？このまま誰も来なかったらどうしよ。』

「んー、そうだな。2人でここに暮らすか！」

『確かに私たちならなんとかなりそう。エース生命力すごいし。』

「だろ？俺らならなんとかなる。‥この島動物がいないから、すっげー静かだな。」

　2人が口を閉じてしまうと炎が木を焼くパチパチッという音しか聞こえない。目の前は真っ黒な海と夜空。まるで、

「世界に俺たち2人しかいないみてぇだな。」

　以外にロマンチックなことを言う。ふと横を見ると、炎に照らされたエースの横顔が普段より近く感じる。

　気づくと薪が燃える音より自分の鼓動が大きくなっていた。

「YOU。」

　気づかないうちに真横に移動していたエース。その声にびくっとする。

「あれ、俺らの船じゃねぇか？」

『あ、本当だ。』

　これで、無事帰れる。このまま2人でいると変な気持ちになりそうだった。その時

「もう少しこのままでも良かったな。」

　エースが何か呟いたが、波風で聞こえなかった。

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