なぐさめてーーーーーーー
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本家様には一切関係ありません。
病んでおりますので、自衛を。
基本軍パロです。
リクエストがありましたら、シチュエーションとともにコメントしてくださるとありがたいです。
なくても可能ですが、基本私の妄想になります。
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やさしくうけとめて - 2024年5月14日
コネシマはオンオフの差が激しい。
友人と馬鹿騒ぎをするときは誰よりも煩わしいが、静かになってしまえば一般人は彼が誰だかわからないだろう。
そして、きっと今はオフなのだ。
喫煙所を前にして彼は私を壁に押し付けていた。
彼は中々の美型である前に、中々に力がある。
私は抜け出せず、ときめく暇もなかった。
「おい、お前はなんでついてくるん」
「えっえーと、コネシマに会うため…」
正直に言えば、この雰囲気の彼は嫌いではないのだ。
どちらかといえば、彼は溌剌としているときの方が言葉が厳しかったりする。
私の口から出た言葉に彼は鼻で笑い、それからため息をついた。
「お前が俺に？珍しいやっちゃな。役立たずに用があるんか？」
「こっ、コネシマ…」
それはいい言葉じゃない。
思わず顔を顰めれば、ガシッと頬を掴まれる。
空色の瞳は、太陽がなく、暗く沈んでいた。
「お前もどうせそうだ」
吐き捨てるように言って、彼は私を解放した。
そして、スタスタと歩いていく。
私は慌てて追いかけて、なんとか背中に触れそうな距離になると、そのまま飛びついた。
彼の首の前で手を交わし、背に寄り添う。
「…」
「コネシマ…それは寂しいよ」
足を止めた彼を抱きしめたままでいれば、交わしていた腕に彼が触れた。
繊細なその動きを見守る。
私の手を何度か握り、指と指を触る。隙間に指を入れて、そのままギュッと。
「はっ…すまん」
「いいよーべつに」
そのまましゃがみこんだ彼に合わせ、私も手を放し、前から彼を眺める。
どうやら戻ったようだ。
雑に金髪をかきあげ、こちらを見るコネシマは眉を八の字に寄せていた。
「時々こうなるんよ…迷惑かけた」
「いやいや、多少人間弱みあったほうがいいのよ」
金髪を撫でてやれば、彼は安堵したようにホッと息をついた。
「それ、安心する」
「ん、これ？」
小さく頷いて、彼は私の方に身を寄せる。
随分弱っているなと苦笑し、しゃがんだままの彼を抱きしめ、撫でた。
「お前の手って何円で買えるんやろうなぁ…」
ふと見た空色の瞳が思っているより濁っていることに、私は恐怖を感じ、彼が完全に治るまで撫でつづけた。
ーーーーー
コネシマ[その手何円]
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琉里 - あﾞあﾞあﾞあﾞ…ｯﾋﾟくんんんんんん！！！ありがとうございます！ (2月10日 18時) (
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作者名：黒白 | 作成日時：2023年7月16日 20時
