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天馬司くんと色々する日替り。
読みにくさはご愛嬌……
おなじみのあのキャラがちょっぴりゲスト出演してるかも?


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・だいだい的な
・赤っ恥をかいた
・ブルーな気分です
・よりどりみどりだね
・紫煙と、解毒と、
・潔白を主張します
・無患子は三年磨いても黒い
・桃始笑、昼下がり
・イエローカードで済みますか?

シリアスもほのぼのもあるよ


こんなのも書いてます!
君とセカイでもう一度【天馬司】

9種類の結果パターン

結果がどうであれ、オレは毎日輝いているぞ! - 2024年5月6日

イエローカードで済みますか?*

私には好きな人がいる。中学から一緒の男子。結構仲がいいという自負はあるけど、それだけじゃ足りないと感じるようになったのはいつ頃だったかな。

友達止まりじゃ嫌だから、日々それとなくアピールをしているつもりだ。けど中々うまくいかないものだから、最近はちょっと悩んでいる。

「もっと押した方がいいのかな――」
「ん? なんか言ったか」

黄昏時、二人で帰り道に寄ったファストフード店のカウンター。私の呟きを拾った彼が顔を上げた。
まっすぐな金色に私が映っているのが嬉しくて、思わず頬が緩む。

「司くんって、かっこいいよね」
「きゅ、急にどうした。オレは確かにかっこいいが……むぐ」

思惑通り褒め言葉に気を良くして口角が上がったところを狙って、すかさずポテトを食べさせる。名付けて強行あーん作戦だ。

目を白黒させながらも大人しく咀嚼する司くん。何か言いたげだったが、私はお構いなしに彼の口元にまた手を伸ばしていた。
親指で唇をなぞると、彼はぴくりと肩を揺らす。それを確認してから、私は指についた塩をぺろりと舐めた。

「うん、おいしいね」
「〜〜〜ッ、YOU!!!!」

顔を真っ赤にして怒る彼をなだめつつ、ちょっとは意識してくれたんじゃないかなと得意気に思うのであった。

「……こんなの、反則だろ……」
「えー、なんで?」
「なんでもだ! まったく、次やったら絶対に許さないからな」

そんなふうにむくれている司くんだけど、どこか満更でもない表情を浮かべているのを知っている。だからついやりたくなっちゃうんだよね。

(次はどんなことしようかなあ)

こうして私は今日も、想い人を振り向かせるために奮闘するのであった。

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あきいろ(プロフ) - さにさにわんだーさん» ありがとうございます〜! (2022年11月28日 23時) (レス) id: 1e0caf27cc (このIDを非表示/違反報告)
さにさにわんだー(プロフ) - すきです! (2022年11月28日 21時) (レス) id: 0334c9fa09 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あきいろ | 作成日時:2022年2月5日 21時

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