ＭＯＴＨＥＲ３日替わり

8種類の結果パターン

きょうはこの人でごじます - 2024年5月4日

〜助けられてみた リュカ〜

旅をするようになって、私は強くなった。けれど、それと比例するように現れる敵も強くなっていく。そして今、この時。私が強くなってきたのはこの為かもしれないと強く思う。

「あは、あははははっ！！」

狂気的に笑うポーキーを前にして、私はまぼろしのバールを手に持ち立ち向かう。

先端が鋭く蜘蛛のような足を持つ機械は私を貫こうとするけれども、私はそれを避けて足は空を刺す。避けた足に私はバールを振り下ろし、足を一本破壊して機動力と攻撃力を下げようとする。けれどもいかんせん、金属だしかなり頑丈だからなかなか壊れない。

……だったら、金属と物質の性質を逆手に取ろう。

「クマトラッ！！ ＰＫファイアーΩであの蜘蛛みたいな足を全部、溶けそうになるくらいに熱して！」

「今やってるっての！ ぜんッぜん溶けねぇけどな！！」

という事は熱に強くて硬い金属か、でもたぶんいける。

「どれくらい？」

「分かん、ねぇ！！」

こうして会話をしている間にもポーキーは猛攻撃をしてきて、ギリギリ避けるのも辛くなっていく。

「じゃあＰＫフリーズΩやって！ 絶対零度並に冷やしてくれればいいから！」

「はぁ？！ 何でだよ、しかも簡単に言ってくれるじゃねぇか」

ポーキーは目の前でこういう作戦を言わざるを得ないのは辛いところだけど、だからといってクマトラのＰＳＩを避けられる訳でもない。

「でもYOUがそう言うってことは、きっといい考えがあるんだと思う。だからやって、クマトラ！」

リュカはクマトラにそう言うと、偽りの姫は大胆不敵にニヤリと笑う。

「覚悟は出来てんだろうな、ポーキー！！」

そしてクマトラはＰＫフリーズΩを試みると、超低音の冷気を機械にぶつける。そしてパキッ、ピキッという物が凍る音と共にビシッという亀裂の入るような音が聞こえた。

「知ってる？ 金属ってね、物によっては熱した後に急に冷やしたり、超低温状態にすると凄く脆くなるんだよ！！」

足の部分を見てみると、重さに耐えきれずヒビ割れて機械は崩れていく。

「なッ！？」

「今だ、皆！！」

リュカがそう言い、全員がポーキーに走っていく。けれどもポーキーはニタリと嫌な笑みで私を見ていた。それを見ると悪寒が背筋を伝う。そして次の瞬間、赤いレーザービームが放たれ私を襲おうとする。

避けるのが間に合わない。

そんな時。リュカは目の前に現れると、私を守るようにＰＫシールドを試みていた。


「大丈夫？！」

この作品には8種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます

ラッキーアイテム

のどあめ

ラッキーＭＯＴＨＥＲキャラ

Ｇ.Ｈ ピカール

占いを作る｜感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け：