今日も今日とて心配されます【呪術廻戦】

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ここは呪術廻戦の世界

術師として毎日頑張る貴方は、時に怪我をしたり体調を崩してしまうことも

そんなあなたを今日は誰が看病してくれるのでしょうか？

今日も今日とて心配されますシリーズ第3段

今回は呪術廻戦編となります!

・五条悟
・夏油傑
・七海健人
・家入硝子
・伏黒恵
・虎杖悠仁
・禪院真希
・狗巻棘
・乙骨憂太

どんどん追加していく予定です!

呪術廻戦│体調不良│怪我│看病

_キャラ名_主設定_

基本主様side

アテンション
・医療知識皆無です。
・状況などなど都合良くいじってます
・夢主あり

ps
コメントとってもに嬉しいです！本当にありがとうございます

同シリーズ

HQ↓
今日も今日とて心配されます【ハイキュー!!】

鬼滅↓
今日も今日とて心配されます。【鬼滅の刃】

どの作品もリクエストOKです。

9種類の結果パターン

今日は誰が看病してくれましたか？ - 2024年5月9日

青い空に舞い落ちる桜の花弁

「いーや、つぶあんに決まってるね!」

「悟は分かってないね､こしあんの素晴らしさを」

正直クソどうでもいい話をしている時にもふと考えてしまう。

私がここにいる意味があるのか、と。

最近その事ばかりが私の頭の中を巡っている

最強と謳われる悟は呪術界の核となり､傑もその後に続いていくのだろう

反転術式を操る硝子も言うまでもない

じゃあ私は？何が出来る？何になる？

「あのー...YOUさん？｣

『灰原？どした？』

「なんか疲れてません？顔色が悪いような､無理しない方がいいですよ！」

その言葉に皆が一斉に私の顔を覗き込んだ

『んーちょっとね、...少し部屋で休もうかな』

否定する空元気も無かった、正直ここにいても憂鬱になるだけだ。

周りが凄すぎるだけだと自分に言い聞かせ現実から目を逸らす日々

何だかもう歩くことすら億劫になってしまい角を曲がった所で静かにしゃがみこんだ

いっそ呪術師なんて、辞めてしまおうか

「YOU、大丈夫？｣

『...傑？』

「やっぱり体調悪かった？部屋までおぶろうか？」

傑は垂れた私の髪を耳にかけ､顔を覗き込んだ

『ありがとう、大丈夫』

「どうも心配でね、それとも1人になりたかった？」

『んーん...あのさ、』

「なんだい？」

『私、呪術師続けられる気がしない』

気がつけばそんなことを呟いていた。

暫く沈黙が走った後

「辛いなら辞めてもいいんじゃないかな」

傑は一瞬動揺したものの、また直ぐに普段通りの穏やかな顔でそう言った。

いや多少の曇りはあっただろうか

「まぁ、でも叶うことなら補助監督でいいからそばにいて欲しいかな｣

「こんな時になんだけど私はYOUが好きなんだ」

『ほんとにこんな時にだね､まぁ少し気づいてた｡でも､どうして？私なんて使い物にならない、価値なんて無いのに』

心の底から零れた本音と共に訳もなく涙が溢れ出す

『...ごめんっ』

「ほら、おいで」

両腕を広げる夏油の胸に私は飛び込んだ

「私の傍から離れないでくれるかい？」

『うん』

「約束」

青い春、私たちは笑い合い小指を交えた。

もう何年前のことになるのだろうか、私が傑の胸で泣いたその日のことは忘れられなかった

ねぇ傑､今更だけど返事返していいかな？

『私も好きだよ』

絵画の様な春の風景を背にそう呟いた

__もう傍にいることも出来ない彼に対して

夏油傑_高専生設定