ヴィン君の日替わり短編！！【コロイカ】【日替わり短編】

今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:12,970 hit

＿＿＿＿＿＿＿＿＿お前はどんな俺が好きなんだ？＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

こんにちは。しらすたいちょうです。

もう、ヴィン君が好きすぎて作ってしまいました。

私が読みたいと思った奴を詰め込みますよ。(ヤンデレとか風邪とか)

見て貰えたら嬉しいです。

ヴィン君視点か(名前)さん視点どちらもあります。

リクエストοkですよ！

現在1つだけ作成できてません。

6種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月4日

今日は「悪魔なヴィン君」です(異世界パロ)(ＢＡＤＥｎｄ)

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

私は教会のシスターをやっています。

牧師はいません。殺されました。

私以外のシスターはいません。殺されました。

神なんてとっくの昔に逃げ出しました。

逃げ出す？そんなの出来ません。

教会の周りには強力な魔物や悪魔しか居ませんし、それに･･･

急に扉が勢いよく開き

　「ただいまYOU。いい子にしていたか？」

と言う声が聞こえてきた。

戻ってきてしまった。

私の家族みたいに大切だった人達を殺した悪魔だ。

私がキッとそいつを睨付けると

　「･･･まだ怒っているのか？お前のためにしたんだ。」

と言い私の額にキスを落とした。

　「私のため？ならどうして私の大切な人を殺したの？ここから出してよ。」

と泣きそうになりながらそう言うと

そいつは急に苛ついたような

顔を浮かべ

私を赤い瞳をギラギラと輝かせ睨み

　「ｶﾞｯﾊ･･･な･･･何を？」

私の首を絞めてきた

　「どうしてだ？なんでそんなこと言うんだ？お前のことが大切で殺したいほど好きなんだ。

　誰にも見せたくないんだ。だから閉じ込めているんだ。なのに、どうして何だ？

　何故逃げたいんだ？・・・分からない」

と怒りと哀しみが混じった声で話

首を絞める力が強まった。

苦しい。息が出来ない。

　「ごめんな･･･さ・・い。わ、私ずっと・・・ここにいるから！」

途切れ途切れにそう言うと

そいつは私の首をパッと離し

私は咳き込むのをよそ目に

ニヤッと不敵に笑うと

　「そうか。良かった。もう俺から離れないでくれ。
　ずっとここにいてくれよ。なぁ、YOU」

私はもうずっと前から分かっていた。

この悪魔からもう逃げられないということを。