告白の瞬間【FF7】

6種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月6日

レノside

「YOU〜」

『わっ！レノさん？』

後ろから抱き締めてもYOUはすぐに気づいてくれる。付き合ってもいないし恋人でもないけれどニコニコして迎えてくれる俺の天使。


『どうしたんですか？』

「YOUに会いたかったんだぞ、と」

『私も会いたかったですよ？』


あー好き、意見合わせてくれるとこも、笑顔がふわふわしてるとこも、抱きつくと良い香りがするのも好き。付き合いたいけど仕事柄難しいのはわかってる。いつ死んでしまって恋人を一人にしてしまうかわからない仕事だから。だけども、彼女に好きな人がいるのでは？という思考は俺のなかで止まってくれないらしい。


「YOU」

『なんでしょうか。』

「お前、好きな奴いないのかよ、と」


自分から言い出す以上に恥ずいことはねぇが、それでも気になるものは仕方ない。もし、こいつに想い人がいて、俺の知らぬ間に可愛い天使が人のものになっていたらと考えると......嫉妬と殺意でどうにかなってしまいそうだ。


『んー上司命令ですか？』

「いや聞きたいだけだぞ、と」

『じゃあ秘密です。』

口に指を当ててしーっとするYOUはやっぱり可愛いくて、ズルい。そんなことをされては無理に聞き出せないし、また好きになってしまう。


『レノさんは好きな人いますか？』

「んーいるとも言いきれないしいないとも言いきれないぞ、と」

『えーそれはずるいです！』

「はぁ......いるぞ、と」

『誰ですか！！』

おいおい、今までで一番食い付きが良いじゃねえか。さすがのタークス様でもちょっと傷つくので少々意地悪をしてやろう。


「俺だけ言うのはフェアじゃないぞ、と」

『うぐ...じ、じゃあ私の好きな人も言います。』

いや、好きな人言われたら俺が殺しちまうかもしれねえよ？と、直接言うわけにもいかないから、タイプの話だろ？と言って話をそらす。


「俺が好きなやつは天使みたいな奴」

『私の好きな人は悪魔みたいな人』

「正反対じゃねえかよ、と」

まるで、俺達みたいだ。だなんて口が避けても言えないが。ふわふわして可愛いYOUとタークスとして酷い仕事をしてきた俺。やっぱり正反対だ。

「なあYOU。」

『なんですか？』

いつものように答えてくれるYOU。だけど、俺は自惚れても良いのだろうか。

「好きだぞ、と」

『...私も、です///』
─────

レノさんは自己評価低そう。こんな仕事してるのにみたいに思って諦めるパターンが多いのではないでしょうか？？

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