倒れた私を庇う背中は、抱える腕は、
温かい温もりは、
光、だった。
▫▫▫
自分が苦戦したり、相手が苦戦したり。
そんなとき、どうなるかな、の妄想。
リクエストは募集中。キャラとネタ指定でも構いません。
character
ルフィ ｢落ちた麦わら帽子を拾った｣
ゾロ 「刀で繋がる貸し借り」
ロー 「そのオペ室の中は」
エース 「ずっと残る炎」
サボ ｢繋げたのは炎の意志｣new
増えます。更に増やします。お待ち下さい。
5種類の結果パターン
差した光は、誰のもの？ - 2024年5月6日
ルフィ ｢落ちた麦わら帽子を拾った｣
ずっと海賊が好き。手配書でしか知らない存在だけど。広い海を自由に航海するのカッコいい。
そんな私は、一人の海賊と。
｢あ、お前。この近くにメシ屋ねェか？｣
麦わら帽子の船長と。少し前に会ったんだ。
麦わらの一味は、いい人達ばかりだった。ルフィは遊びに行けば、いつもお話をしてくれて。
｢YOU、今日はあっちの森に行きてェ！｣
｢ふふっ...いいよ、行こう｡｣
冒険を教えてくれた。ドキドキワクワクが止まらない。凄く楽しくてさ。
...私は、きっとルフィに憧れてる。強くて、明るくて、太陽みたいな。そんな彼に。
ちょっとでも同じ景色を見てみたかったから、ある日麦わら帽子を買ってみた。
｢ルフィ、見て？どうかな？｣
｢お、麦わら帽子！お揃いだな！｣
シシシ、と笑って、いつも私を呼んでくれて。
｢YOU！｣
感謝しかないよ。
私も、君みたいに。...ルフィみたいに、なりたいな。
▫▫▫
そんな事を思い出していたら。ふと耳についたのは。
｢YOUっ！生きてるよな？！チョッパー呼んで...！！｣
悲痛な君の声。ジワリと広がる液体。ガンガン痛む体。
...あ、そっか。戦いに巻き込まれて、ルフィの死角から銃口が見えて。
庇った、んだね。
｢YOU、大丈夫だからな？助かるから...｡｣
あぁ、そんな悲しい顔しないでよ。まだワアワア聞こえる敵の声。ルフィは私を必死に抱えてくれて。
｢ルフィ、私ね...｡｣
私が、やりたかったんだよ？
｢ルフィに、憧れてるんだ｡｣
息が苦しい。それでも、必死でルフィに笑って見せた。
｢ルフィならっ...仲間、守るかなって。...守る、よね...？｣
｢！｣
ルフィはじっと私を見て、怒った声で言う。
｢当たり前だ、仲間なら、俺は守る！｣
やっぱり...カッコいい。
チョッパー君が来て、ルフィは私から離れた。
その時。言ったんだ。
｢仲間は守る。...YOUも仲間だからな！守るから、死ぬなよ？｣
｢！｣
仲間...。私が...？
ルフィは地面に落ちた、私の麦わら帽子を拾って、被せてくれた。
｢待ってろよ。あいつら、ぶっ飛ばしてくる！｣
駆け出していく、君。
...憧れてるんだ、本当に。
触った麦わら帽子は、やっぱりカッコいい。
私の、憧れの印。
この作品には5種類の結果があります
お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます
ブログに結果貼り付け：
この作品をお気に入り追加
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような占いを簡単に作れます → 作成
この占いのブログパーツ
作成日時：2020年5月16日 23時
