忍たまと､恋

13種類の結果パターン

更新遅くてごめんなさいっ <(_ _)>〈 ｺﾞﾝ!〕 - 2024年5月3日

今日は潮江文次郎！ あなたは六年生！






文：「好きだ」

YOU：「へ？」


忍術学園の放課後、会計委員会室でのことだ。私、YOUは、同じ学年の文次郎に言われた。

YOU：「今なんて…」

文：「いや、だから『好きだ』って…」


私も文次郎が好きだ。でも……壁ドンは恥ずかしーよー！！///

どうしよう。逃げ場がない。

いつの間にか、文次郎の顔が近づいていた。徐々にその距離は狭まる。








YOU：「私も文次郎が…す…好きだよ。だけど、今はかんべんしてっ！！」






私は文次郎を(悪いとは思いながら)突き飛ばし、逃げた。



文:「あっおい！YOUー！！…………はぁーやっちまった…」

文次郎はずるずるとしゃがみこんでいた。









その頃私はというと





YOU:「びっくりしたっ！！！！」


ああ当分は話できないな。これは。



その通り、わたしは三日間あいつを避けた。






YOU:「小松田さん、行ってきます。」


文次郎を避けてから三日、私は気分転換に町に出かけた。
途中に薄暗い森がある。そこが近道だと教えてくれたのは文次郎。

俺といっしょに行けば大丈夫と教えてくれたのも文次郎。

寂しいはずなのに、なんでさけちゃうんだろう。



？「おい！そこの小娘！！！」

山賊だ。

山:「荷物を置いて行け！！さもなくばお前を殺すまで。」


こんな時、文次郎なら…


文次郎の姿が頭をよぎる。

だめだめ！！集中しなくちゃ

山:「まあ、わたす物が無いのなら、その着物をはぎ取るがな」←キモッ


山:「覚悟〜！」


その時、私の身体はふわりと何かに包まれた。同時に山賊のうめき声もした。




たぶん蹴り飛ばされた。そう、私の身体を包み込む文次郎に。

文:「大丈夫か？ったく、俺の女に山賊をはたらこうとは、いい度胸じゃねーか」


山:「す、すみませんでしたぁ〜！！！！」


山賊は逃げた。



YOU:「ねえ、文次郎？」


文:「ん？」

YOU:「好き」

文:「な、なんだ！？急に！」

YOU:「だって、あのときはあいまいだったし、逃げちゃったから…」




文:「か、甘味屋行こうぜ！！」

YOU:「え？何で甘味屋？」

文:「俺が奢る！お、お前の彼氏だからな！！！」


ツンデレの文次郎の精一杯の言葉だと思う。


私たちはそれでいい。だってそのほうが私たちらしいもの。

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