【wrwrd】夢小説書いてるのバレたのですが【日替わり】

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今夢中になっている漫画やアニメのキャラクターの夢小説を書いているあなた。

しかしある日それが彼氏である主役達に見つかってしまって…？

〈注意事項〉
・名前をお借りしていますが、ご本人様とは一切関係ありません。
・検索エンジン避け済み。
・キャラ掴めてなかったり、展開がおかしかったり至らない部分がありますがご容赦ください。
・検索避けされていないコメントは見つけ次第削除します。

〈ラインナップ〉
・gr
・os
・tn
・kn
・ht
・ut
・sha
・ni
・rbr
・zm
・sn
・em
・shp
・ci
・???

全メンバー書けました！あとシークレットも。
キャラが不安定なのはどうかご容赦を…

追記：高評価・お気に入り登録ありがとうございます！
さらに追記：ランクイン&赤星！？ありがとうございます…！
またまた追記：お気に入り登録100人越えありがとうございます！コメントもちゃんと目を通してます。皆さまがこの作品を楽しめていて何よりです。

15種類の結果パターン

em「出来れば私だけを見てほしい…なんて」 - 2024年5月14日

わんわんにバレた

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その日は珍しく来客が現れた。

「YOU、久々やね」
「兄さん…！？今までどこ行ってたの…」
「連絡できひんくてごめんな。仕事がめっちゃ忙しかったんや」
「もう、心配したんだから…」

彼氏こと兄さんの元気そうな顔を見て安堵する。

「まあとりあえず、中上がってよ。色々話聞かせて」
「うん」

それから私達は部屋で近況報告などをした。
こうして前回彼と話せたのはどれくらいだろうか。

彼が居ない間はは本当に退屈だった。
寂しさを埋めるために漫画に没頭し、気がついたら登場人物に魅力され、夢小説まで書くようにもなった。

でもやっぱり兄さんと一緒に居るのが一番楽しい。

「あれ？YOUのパソコン立ち上げっぱなしやね」
「あっ、そうだった…！充電なくなっちゃうしシャットダウンしておこう」

マウスを動かし、スリープモードを解除する。
画面にはパッと夢小説サイトが映し出された。

「あっ」
「これって…」

終わった。そういえばさっきまで書いてたんだった。

「夢小説…」
「ゴメンナサイ」
「……」

いや何か喋って！？無言が一番怖いから…！

「…たわ」
「え？」
「ちょっと妬いてもうたわ…！」
「へあっ…！？」

私をぎゅうう、と抱きしめる兄さん。
あまりも突然だったのでつい変な声が出てしまう。

「まさか漫画のキャラにやきもちするなんて思わんかったわ…。寂しいのはわかるけど、もっと俺を見てな？」
「…うん。ごめんね？兄さん」