【wrwrd!】よくある話やんけ

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zm「こんなん作者(や～神)得でしかないやろ」

ATTENTION
エセ関西弁
口調性格迷子
駄作
ご本人様とは関係ありません
恋愛とは限らないメンヘラ有
全然テンプレじゃないやつも
zm多め

＊よくあるやつ
・運命
・歌声(tn)
・囚われの姫

＊謎でクソ作品
・社畜
・赤ずきん×狼

5種類の結果パターン

あなたの本日の占い結果です - 2024年5月4日

運命
zm視点

俺が大学生のころ

いつも、猫が捨てられている人目につかない場所
俺はいつもそこで猫に餌を与えてる

「わんこおいで～」

いつからか、見知らぬ女が来るようになった
しかも、よくわかんない名前を勝手につけては頭を撫でている

ここで女襲っちまおうかななんて思ったけど、
猫の前ではそんなことできんわ

「…あ、どうも…」

「真昼間からここで何しとん？」

彼女は渋って
「もう、この世界からいなくなろうって思って」
ずっとどうやってﾀﾋのうか迷ってたんです

と、悲しそうな顔で言った

「…なんで、そう思たん？まぁ、言いたくないんやったら言わんでもええけど」

他人に干渉するのはめんどくさいが、人が死にたがってるのを止められずにはいられなかった

「先日両親が亡くなって友達も誰もいなくてもう、死ぬしかないって思って」

「じゃあ俺と友達にならへん？」

自分でもサラッと出た言葉にびっくりする

「…！」

「俺はゾム。
講義ない限りはここにおるで？」

「あ、あの、私は、YOUって言います」

そっから講義がなければYOUとよく話した

彼女の好きなこととか、学校の話とか…

俺はいつしか恋心を抱くようになった

雨の日、
「…今日は家に来れば？明日日曜やし、一人暮らしやから問題ないで」

と、家にあがるよう誘った
テレビを見たりゲームをしたりした

まだ、心の準備が出来てなくて告白もしないまま
夜の営みもした

言葉にしなくても彼女はわかっていた
俺と、YOUはお互いのこと好きってわかっていたのに

翌日
「ゾムさん、またね」
彼女は手を振り電車の改札へ

彼女の忘れ物を届けようと改札に向かう
さっきここで通り魔の事件があったらしく騒がしい

見覚えのある服が見えた
YOUだった

「嘘やろ…」

手に携帯を持ったまま血だらけで亡くなっていた

俺は涙が止まらなくて、ずっと泣いた

警察には遺品として彼女の携帯を貰った
どうやら音声録音していたらしい
躊躇ったが意を決して聞いた

「ゾムさん、私は…あなたのことが好き…でした
でも、…も、助からない、私と一緒にいてくれて…ごほ…ありがと、私のこと、…忘れて。
…さよなら…___」

「俺も、好きやったで、
ありがとな
でも、忘れられるわけないやろ…！
俺は…さよならなんてしとうないで…！」

ずっと泣いていた
もう彼女は戻ってこない

あれから5年まだ、携帯は捨てずにいる
俺は彼女のことを未だ忘れられない