【d!】甘くて危ない部屋【日替わり】

8種類の結果パターン

何の部屋 ? - 2024年5月13日

今日はshpさんと床ドンだそうです


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頬の異様な感覚に脳が覚醒した。光に慣れるよう少しずつ目を開けば即時に色素の薄い紫色のつり目気味な瞳と目が合って。

『………何してんの。』
「…………………」

黙ってこちらをじっと見つめながら私の頬を指でふにふにと弄ぶ彼は沈黙のあと口を開いた。

「…あ、起きちゃった」
『気付くの遅い』

私がよいせ、と体を起こせば追うようにショッピも体を起こした。見慣れぬ風景にここどこ、と呟けば知らないっすと返ってくる。それで何でそんなに落ち着けているの。

それにしても殺風景だ、と辺りを見回す。窓はなく、あるのは謎に綺麗なエアコンのみ。このためだけに作られた部屋だとは到底思えない。きょろきょろと観察をしていれば横から手が伸びてくる。

「ねー、いつになったら俺の彼女になってくれるんですか」
『なりません。あと、普通その話今する ??』

手を取って指を絡めとろうとしてくるそれを軽くあしらえば不満気に唸られる。

「こんなの見つけちゃったんやけどなぁ 〜〜」

意味深げにちらつかせてくる紙を見れば、床ドンをしないと出られない部屋と書かれていて、思わずげ、と顔を歪めた。危険人物ではなさそうに見えてとても危険なのだから警戒しても無理はない。

「出たいですか ?」
『……出たい…』

渋々頷けば、眩しい程の笑顔を見せるのだからびっくりする。これだから無自覚女たらしは怖い。

ゆっくりと腰を降ろせばその上に覆い被られる。ふわりとショッピの匂いとも言えるような煙草の匂いが鼻をついて視界と手が奪われた。
そのまま勢いで上半身を倒されればもう身動きはできず。
ガチャリと鍵の開く音が聞こえればほっと胸を撫で下ろす。

が、これは終わりではなかった。


「ばーか。逃がす訳ないよなぁ」

直後、降ってきた唇に心臓を奪われそうになったのは黙っておくことにしよう。



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「俺が好きなのはYOUだけですから。良かったら一番右の星、押していってください。
駄作者の他の作品も見てくれると嬉しいらしいっす」

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