【銀魂】3年z組の彼の話

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神楽「今回は思考を変えたらしいアルヨ」 - 2024年5月5日

【銀八先生】 ─告白─


え？あの頃のこと聞きたいって？じゃあ話してやっから耳かっぽじってよーく聞けよ？


───


俺は教師。だから生徒とは恋愛は出来ない。分かってはいる。だが自分の思いを抑え込むことなんて出来なかった...


え？手を出したのかって？さすがに出さないよ。だって俺お前にまだ何もしてなかっただろ？もちろん告白もしてない。密かに見てるだけ。あの頃のお前は本当可愛かったな。優しくてモテモテ〜あ、もちろん今もお前は可愛いよ？


...だからこそ無理だった告白なんて。お前は優しいから困ってしまうだろう。俺を振ることに罪悪感を覚えたまま生きて行くかもしれない。だから絶対にしない。もう、卒業してしまうとしてもな...


────


｢好きです。｣


だから、だからこう言われた時は正直固まってしまった。頭は真っ白で無の状態になっていた。


『え、は？今なんて？』


時は卒業の日。告白にはうってつけの時間。下駄箱に入っていた紙を見、校舎裏に来てみればこれだ。思いもしなかったさここにいたのがYOUだったなんて。


別に共通点があった訳では無い。人より喋りもせず人より喋らなすぎもない。俺たちの関係は至って普通だった。なのに...


｢先生と初めて話した日から...その、ずっと気になっていて。せめて卒業してしまう前に気持ちだけでもと...すみません困りますよねこんなの...｣


俺はそのときどうしたかって？おまっ、覚えて言ってんだろそれ？普通なら抱きしめるか俺も好きだよとかそうゆう気の利いた事をするのだろうな。


だが俺はそこで泣いてしまった。子供みたいに。あぁやっぱ今思えばクソだせぇな。


『せ、先生!?そ、そんなに迷惑でしたか？』


お前の驚きっぷりも可愛かったな。


｢い、いやごめっ...嬉しくてな...｣


んで俺はかっこよくこう言ったわけ。



俺もYOUの事好きだよ──



ってね。




....................................

え？俺があの時どう思っていたか知れて嬉しい？...お前は本当に素直で可愛いな。もっと聞きたかったら右の星押してくれないか？

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