【おそ松さん】あのさ、慰めて？

6種類の結果パターン

今日はどの松を慰める？ - 2024年5月4日

今日は、「チョロ松」です！


* * * * * *


「チョロ松ってさ、女の子に夢見てるよね」


「これぐらい普通でしょ」





これとは、膝まくらのことである。

突然、「膝まくらして！」何て言うから若干引いてしまった。





「僕だって好きでしてもらってるんじゃないから」


「あ"？

それならやめてもいい？」


「ダメ。

僕の気が済むまでこうして」





コイツは何様なんだ。

私だって好きでしてあげてないから。





「あ、あのさ……

なんで僕じゃダメなの？」


「質問の意図が読めないんだけど」





目線を下に向けてチョロ松を見ると、チョロ松も私を見ていたらしく、目線がバッチリ合ってしまった。





「最近、YOUが僕のこと無視するし、

全然構ってくれないじゃん……」


「無視はしてないと思うけど。

チョロ松に用事がないだけじゃないかな？」





ホント、チョロ松には話すことがないんだよねー。

なんて考えていると、今まで膝に頭をのせていたチョロ松が起き上がり出した。





「え、何その顔？

無表情とかやめて。めっちゃ怖い」


「用がないと話しかけないの？

それってさ可笑しくない？」





言葉が終わると同時に頭を押さえつけられた。

着地地点はチョロ松の膝の上。





「何か言ってからしてよ！

ヘタしたら首折れるからね！？」


「うるさいな…。

ちょっと黙ってて」





私の上にいたはずのチョロ松の顔が近づいてきて、気づいたときには唇に温かいものが触れていた。





「俺、YOUの前だと素直になれないんだよ！」





僕から俺に一人称が変わり、行動が少し荒っぽくなった。

ワガママなチョロ松も、素直なチョロ松も案外可愛いと思ってしまう。





「今まで冷たくした分、慰めてよ」





* * * * * *

「僕ってこんなキャラだっけ？

まあ、好きな子が目の前だと仕方ないよね。

下の☆押してくれたら、また膝まくらしてあげる」

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