【おそ松さん】ケンカもするよ、だって兄妹だもん【日替わり】

6種類の結果パターン

あなたの本日の兄松です☆ - 2024年5月7日

今日は、カラ松兄さんとのケンカ(？)wです！

o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡o,+:｡☆.*・+｡

｢カラ松兄ちゃんのバカ！もう出てく！｣
｢あ、おい待て、マイsisterYOUーーー！！｣

私は、カラ松兄ちゃんに腹が立って、家を飛び出した。

原因は、楽しみに取っておいた限定のプリンを兄さんに食べられたことだ。

｢くそっ、くそっ…せっかく今日の部活の疲れを癒すために買っておいたのに…｣

ニートでずっと家にいるのをいいことに！！
絶対許さない！！


すると、1匹の子犬が私に近づいてきた。

｢クーン…｣
｢可愛い！どうしたの？｣

どうやら、この子はお腹が空いてるらしい。

ぐーっ…

｢あ…汗｣

ちょうど私のお腹もなった。
…お腹空いたなあ。

私がベンチに腰かけると、私の膝に子犬が乗ってきた。
すこし薄汚れた毛並みを、優しく撫でてやった。

｢……私達、なんか似てるね。｣
｢くぅーん…｣


気がつくと、そのまま眠りについてしまった。


――――――――はっ！

不意に目が覚めて周りを見ると、
もう空は暗くなっていた。

｢やば、帰んなきゃ…って？｣

ふと、自分の背中に暖かいものがかけられていることに気づく。

｢これ…カラ松兄ちゃんのパーカー…?｣

ふと、視線を隣へ移すと
そこにはTシャツ姿の寒そうなカラ松兄ちゃんが眠っていた。

｢むにゃ…YOU…｣

え、まさかずっとここにいたの？
しかも、私の膝にいたはずの子犬を膝にのせて…。

ふと、カラ松兄ちゃんの手にコンビニ袋があることに気づいた。
ちらっと中身を見ると、
そこには、犬用のエサと………限定プリンが入っていた。

｢兄ちゃん………｣

ああ、
そうだった。
兄ちゃんは、クズで、ニートで、無職かもしれないけど、
私のことをいつも一番に思ってくれてる
優しい人だった。

｢……バカ兄ちゃん…｣

私はそっと、パーカーを兄ちゃんの体にかけて、

少し恥ずかしいがくっついていた。
…あったかいなあ…。

プリンなんか、どうだっていいから
しばらくはこのままでいたいな……。



『まったく…世話のやける妹だぜ…。』

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