レイが貴方に会いたいそうです【約束のネバーランド】

10種類の結果パターン

「明日は来てくれんのか？…別に期待してる訳じゃねぇから」 - 2024年5月11日

【告白(夢主)】



夢主side




『小さい頃から好きでした！


………何か違うなぁ…』




どうも、YOUです。


只今、壁に向かって告白の練習をしています！

ん？誰のためかって？


もちろん愛しのレイへ！←




『もう君からは離れられない…！私とずっと一緒にいてくれ！

……だめだ、これじゃ私がイケメンな上にプロポーズになってしまう…』←




この通り中々うまくいかないんです((




『やっぱり最初のが一番いいのかな？』

「壁に向かって何ブツブツ言ってんだ？」

『いやちょっと告白の練習を…は？』←

「は？」

『はぁぁあ⁉…あ！す、すす好き！です！』←




しまったぁぁあ‼

何かノリで告白してしまったぁぁあ‼((


てかいつからいたんだ⁉;;




「お、おい！俺を告白の練習で使うなよ…！」




顔を若干赤らめて不服そうに言うレイ。

ち、違う！練習台じゃなくて…！




『れ、練習じゃなくて！

レイが好きなの…！

小さい頃から！

ずっと好き！大好き！』




結局練習している時とは全然違う、思っていることを素直に言う形になってしまった。


うまく伝わるだろうか…??




「え、それ、俺に向かって言ってんのか…？」

『うん…！これは本番だよ！』

「…まじかよ。」




そう言って頭をかきながら視線をずらすレイ。

え、私フラレちゃう…⁉




『ごめん…嫌だった…？』




不安で顔を覗き込むと、レイはバッとこっちを見て慌て始める。




「いや、そんなこと…‼俺も…、お、お前と同じ気持ち…だよ。」

『ほ、本当に⁉ありがとう！嬉しい！』

「わっ…」




恋が実ったのが嬉しくてギュッと、抱きつく。

レイも優しく抱きしめてくれる。


ハグは今まで何回もしたことはあったが、今回程嬉しく感じたものはなかった。




『レイ、こんな私だけどよろしくね！』

「あぁ。俺もこんな奴だけど、よろしくな。」




お互いに赤く染まった顔を見て、クスクス笑いあった。

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