TVXQ　奏心な愛　1　～ユチョン～

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Aさんの診断結果

第49話：あなたのお家はどこですか？　～ユチョンside～
「あっ、Aさん、それは…。」
俺は慌てて止めたが時すでに遅かった…。Aさんは飲めないお酒を一気に飲んでしまい、
みるみる顔が赤くなり、目はうつろになっていた。

「Aさん、大丈夫で… す… か… ？」
俺の問いかけは、もはや彼女には届かなかった。

「ど、どうしよう？？」
今まで酔い潰れた女性を相手にしたことがなかった俺は相当困った。

「とりあえず、閉店までは寝かしてあげなさい。」
オロオロしている俺にオモニが気を使ってくれた。

Aさんの寝顔を見ながら飲むお酒。
「…これも結構いいな。」
自然に笑みがこぼれた。

(韓国語)
「ユチョン、悪いけどそろそろお店締めるわ。今タクシー呼んであげるから、彼女送って行きなさい。」
「はい、色々とすみません…。」
「いいのよ。それより、ちゃんと送るのよ！」
「分かってますよぉ～。(照) Aさん、立てますか？帰りますよ～。」
「あ～、ユチョン…ごめん…ね…。」
足元がおぼつかないAさんを支え、オモニが呼んでくれたタクシーに乗った。

「どちらまで行きましょうか？」
俺は、困った。
Aさんの家は行ったことがあるが住所がわからない…。
「Aさん、お家どこですか？」
「…」
俺の問いかけに彼女は寝息で答えた。

「お客さん？？どうされました？」
「あっ、えっと…。」
運転手さんの問いかけに焦った俺は、自分の宿舎であるマンションに向かうことにした。

タクシーがマンションへ着いた。
降りたのはいいが、どうしよう…。絶対にメンバーに冷やかされそうだ(悩)。
でも行くところもないし…。

ロビーで一人あたふたしていると、エントランスの自動ドアが開き、声をかけられた。
「ユチョン何やってるの？」