Beautiful you◇◆TVXQ

Aさんのストーリー

２８、ユチョンと朝
朝、五時すぎ…

Aは
カーテンをあけた。

「今日もいい天気…」

朝焼けが
Aの部屋をてらした。

(あれ？)

下にはマンションの小さな広場が見える。
ベンチにユチョンが一人で座っていた。



「ユチョンさん！おはようございます。」

「あ…おはょっす。」

ユチョンは青白い顔で煙草を吸っていた。

そのしぐさがかっこよくてしばらく見とれてしまう…

「あは、まだ寝てないっすけどね。俺。」
「え〜大丈夫ですか？」

「どぞ。」

ユチョンが
腰をずらし、隣の席をすすめる。
ユチョンは煙草の火を消した。
「いつもこんな遅くまで…？早くまで…？起きてるんですか？」
「ぷ…なんだよ。それっ」
「ふ…変ですよね///」

それからしばらくお互い何も言わなかった。だけどなんとなく穏やかな…

「はあ…A…俺ねみい…」


ユチョンは眠そうな瞳を閉じて、Aの肩にもたれかかってきた。


「ユチョンさん…///」
「…」
「寝てるの…？」
「…」
「もう…」


ユチョンの
パーマがかかった髪がなんだかくすぐったい。

ユチョンにジュンスのことを聞いてみようかと思ったんだけどな…

Aは空を見上げた。
その位置から太陽はまだ見えなかった。

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