希望は眠らない夢‐ｷｭﾋｮﾝ‐３

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Aさんの診断結果

50.本当ですか??■ｲﾄｩｸside■

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ『どこか水道ないかな…』

ﾋﾁｮﾙ『水道??』

ﾏﾈｰｼﾞｬｰ『皆顔洗わないと(笑)ｳﾆｮｸなんかまだ寝ぼけてる(^_^;)』

ｳﾆｮｸを見ると、体は起き上がっているけど目は閉じている

ｲﾄｩｸ『ｳﾆｮｸ…(笑)』

近くに公園を見つけ水道で顔を洗った

その地域の中で一番大きな病院にﾘｮｳｸがいると聞き車を走らす

病院の駐車場に車を停めて急いで中に入り、ｴﾚﾍﾞｰﾀｰで5階に上がる

5階には病室だらけでﾘｮｳｸはどこの部屋か全く分からない

ｿﾝﾐﾝ『あの人…ﾘｮｳｸの』

ｳﾆｮｸ『ﾘｮｳｸの父さんと母さんだ!』

ﾘｮｳｸの両親がソファーに座っていた

そこに行こうとすると、一つの病室から白衣を来た医者が出てきた

皆足が止まる

医者『今は落ち着いてますが、また息苦しくなったりめまいがおこるかもしれません。精神的に体は食べ物も飲み物すら受け付けない状態です。食べれたとしても戻してしまったりすると思います。彼と同じ症状で呼吸困難、息ができなくなり命を落とした人も過去に数名います。仕事に戻る事も今の彼には無理でしょう。当分休ませて下さい』

ﾘ父『分かりました』

ﾘ母『ありがとうございます』

医者に礼をして病室に入ろうとしていた時に俺は走った

ｲﾄｩｸ『あの!!』

ﾘ父『…君達は』

ｲﾄｩｸ『ﾘｮｳｸが病院に運ばれたって聞いて来たんですけど…さっき医者が言ってた事本当なんですか……勝手に聞いてすみません。』

ﾘ母『本当に…迷惑かけてごめんなさい』

俺は頭を下げるﾘｮｳｸのお母さんの前に立ち頭をあげさせる

ｲﾄｩｸ『謝らないでください…』

ﾋﾁｮﾙ『ﾘｮｳｸは…どうして病院に運ばれたんですか??』

ﾘ母『家で急に倒れたんです。私は家にいたのにちゃんと見てなくて。』

ﾘ母『入ってあげて。ﾘｮｳｸいるから』

ｲﾄｩｸ『はい』

俺達は病室にゆっくり入った