TVXQ恋愛小説「JJの優しい恋」★お知らせ（2010.3.31更新）

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ジェジュンとAさんの恋愛ストーリーは・・・

夜の海#5
ジェジュンの車は、誰もいない海岸で止まった。
目の前には、真っ暗の海と真っ暗な空が広がっていた。
海の頭上には月と小さな星達がキラキラと輝いていた。

ジェジュン「Aこっちにおいで」

ジェジュンはAの肩を抱いて、月の光をたよりに砂浜まで二人は歩いた。

A「こんな遅い夜の海に来るのは、はじめて。本当に真っ暗なんだね」

ジェジュン「暗いけど、けして闇だけじゃないよ。月や小さな星達が、Aや俺を照らしてる」

ジェジュンは打ち寄せる波に手を入れた。

A「…」

ジェジュン「どんなに闇の深い夜でも、かならず明日は来るから。
小さくても光はみえるから、Aは、ひとりじゃないよ。俺もいるし」

ジェジュンはAに笑顔を見せた。
ジェジュンの笑顔は、月の光のシャワーで、ますます輝いてみえて、Aは胸がキュンとなった。
でもそれと同時に、ふとみせるジェジュンの寂しそうな表情に胸がしめつけられた。

A「ジェジュンも、ひとりじゃないよ」

気がつくとAは、ジェジュンを後ろから抱きしめていた。
ジェジュンは、一瞬驚いてたが

ジェジュン「ありがとうA」

すぐに後ろを振り返り、Aを優しく抱きしめた。

ジェジュン「こうすると冬の海もあたたかいでしょ？」

A「うん…」

ジェジュンとAは、月の光を浴びながらキスをした。
二人のそばには、波の音だけが静かに打ち寄せていた。