今日の貴方のお相手は…？
怪しげな薬〜薬研藤四郎〜 【設定：貴方は風邪をひいてしまいました】
頭がボーっとして、さっきまで自分が何を考えていたのかすら思い出せない。
先ほど交換した濡れタオルも、すっかり干上がって生暖かくなっていた。
『…明日には風邪治るかな、薬研？』
薬「その様子だと難しいと思うぞ。」
『そっかぁ…。無理かぁ…。』
薬研が言うには仕事の頑張り過ぎらしい。…確かにここ一週間ろくに寝ていなかった。
薬「全く…俺達の為に頑張るのはいいが、あんまり頑張りすぎるなよ。大将？」
『すいませ、ごほっ！ごほっ！』
薬研にこんな無様な姿を見られてしまった…。今度はちゃんと体調管理に気を付けて仕事しないと。
薬「仕事仕事って、たまには休んだらどうだ？それじゃ、また風邪ひくぞ。」
『げっ。』
薬研に考えていた事をズバリと当てられ、思わず声が漏れる。
薬「大将が倒れると俺が困るんだ。…色々。」
『へ？今なんて言いました？』
熱があるせいか、薬研の声が少し聞き取りずらい。
『あの、今何て』
薬「大将。」
先ほどの声より低い声で名前を呼ばれる。…少し胸がドキッとした。
薬「そんなに困る理由が知りたいか？…しょうがねぇな。特別に教えてやる。」
…私はただ、さっき言った言葉を知りたかっただけなんだが…。
薬「大将が元気じゃねぇと、俺が見てて悲しくなるんだ。」
『かな…しい？』
薬「…ああ、大将が苦しい思いをしてまで俺たちの為に尽くしてくれるって考えるとな。」
『…。』
薬「…だから、今日から俺が大将に付きっきりで看病しようと思う。」
『そっか…って、はあああ？』
予想もしていなかった言葉に頭がついていけない私。
薬「そうすれば、大将がこっそり仕事しようとしてもこっちで管理できるからな。」
『え、ちょ…それだけは勘弁してくだ』
薬「だめだ。……全く、往生際が悪いぜ。」
薬「…大人しく俺に看病されときな、た い し ょ ー？」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
失敗作…。申し訳ない…。
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虚無零(プロフ) - コメントを残してくださり、有難うございます！作者のモチベに繋がるので本当にうれしいですm(_ _"m)何かあったらコメントくださるとうれしいです(´_ゝ｀) (2018年8月22日 23時) (
レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 明石………カッコいい…！好きだああ！！！とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年8月22日 0時) (レス) id: 58777ef85e (このIDを非表示/違反報告)
虚無零(プロフ) - コメントありがとうございます！自分には勿体ないお言葉です(´_ゝ｀)なるべく更新頑張りますので気長に待っていてやって下さいm(_ _"m) (2018年4月18日 23時) (レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - いつも楽しみに見させていただいています。( ´艸｀)これからも無理しないように、頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2018年4月14日 17時) (レス) id: fd50aac36b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚無零 | 作成日時：2017年8月2日 1時
