今日の貴方のお相手は…？
罠〜フウマコタロウ〜 【設定：貴方は罠にかかってしまいました】
『お、お願いですから、これ外して頂けませんか…？』
フ「やーだね。やっと僕の罠に掛かってくれたんだもん、暫くは縛られててよ。」
『そ、そんなぁ…』
そう言って自分の体を見やる。…こうなったら自力で抜け出すしかないのだろうか？
……無駄だと思いながらも必死にもがいて脱出を図ってみる。
だが流石というべきか、絡みついた縄はびくともしない。
フ「独神ちゃん、泣いてもいいんだよ？……なーんてね！そう簡単には泣いてくれないよね。」
『な、泣いたら解いてくれますか…？だったら、今すぐにでも―――』
フ「独神ちゃん。」
不意に耳元で囁かれ、体が思わず反応してしまった。
フ「…ごめん、やっぱり罠外すね。」
カチャリと金属の音が聞こえたかと思えば、私の体は自由になっていた。
『…えっと…いいの？いつも私の泣き顔見たがってたのに…』
フ「だって独神ちゃん、泣く以前に顔が怯えてたから。…僕の事嫌いになって欲しくないし。」
そう言って彼は反省したような顔で下を向いた。
私はそんな彼にそっと近づくと、優しく手を握った。
『嫌いになんてならないよ。…寂しかったんだよね、ここ最近私忙しかったから…。』
そう私は年末という事もあって、色んな事に追われていた。
寂しがりやな彼を放置していた私にも非はあるだろう。
…まあ、彼にも問題はあるだろうが(笑)
フ「…独神ちゃん…もっと、こっち来て。」
『ん？どうしたの？』
私は彼の顔を覗き込むようにして近づいた。…が、その瞬間気づけば私は彼の腕の中だった。
フ「独神ちゃん捕獲作戦成功！いやー、まさかそっちから来てくれるなんてね。」
『んんん！？』
予想外の罠に、私は抵抗しようと腕を伸ばす。
…だがしかし、さらに抱きしめる力が強くなっただけで逆効果だった。
フ「これなら抵抗できないし、逃げられないし一石二鳥だね！」
フ「……あと、独神ちゃんの傍に居られるし。」
『あああの、』
フ「ははっ、独神ちゃん顔真っ赤〜！…全くもう、可愛いなあ。」
フ「…可愛すぎるんだよ、独神ちゃんは……本当に。」
フ「独神ちゃん、好きだよ。……なーんてね！」
フ「…大好き、だから。」
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虚無零(プロフ) - コメントを残してくださり、有難うございます！作者のモチベに繋がるので本当にうれしいですm(_ _"m)何かあったらコメントくださるとうれしいです(´_ゝ｀) (2018年8月22日 23時) (
レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 明石………カッコいい…！好きだああ！！！とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年8月22日 0時) (レス) id: 58777ef85e (このIDを非表示/違反報告)
虚無零(プロフ) - コメントありがとうございます！自分には勿体ないお言葉です(´_ゝ｀)なるべく更新頑張りますので気長に待っていてやって下さいm(_ _"m) (2018年4月18日 23時) (レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - いつも楽しみに見させていただいています。( ´艸｀)これからも無理しないように、頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2018年4月14日 17時) (レス) id: fd50aac36b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚無零 | 作成日時：2017年8月2日 1時
