今日の貴方のお相手は…？
びっくり箱(色違い)〜鶴丸国永2〜 【設定：貴方は仕事に追われています】
今は12月。外は雪が舞い、美しいホワイトクリスマスが今宵やってくる。
…だが、私はそんなものに現を抜かしている場合ではないのだ。
『ああああ！もう！今夜も徹夜だよ…。』
年末が近いせいか、毎年この季節は政府からの仕事が山のように入ってくる。
そのせいで友人とのクリスマスは勿論の事、休日すら与えられないのだ。
鶴「そういえば今日はクリスマス……だったよな？」
忙しく動き回る私を見て彼が言った。
『…そうですけど、何か？』
クリスマス、という単語を聞いただけで殺意が湧いてくる。
今頃外ではリア充どもがワイワイしているに違いない。
鶴「あ、いや、その…頑張ってる君にプレゼントを用意したんだが…」
『プレ…ゼント？』
そういえば何日か前、鶴丸に欲しい物を聞かれた…ような気がする。
何て答えたっけ？…確か栄養ドリンクだったような？
『あの…プレゼントは有難いんですけど、何ですかこの明らかに怪しい箱は。』
鶴丸から手渡された箱からは明らかにただならない雰囲気が漂っていた。
鶴「大丈夫！何の仕掛けもありゃしないぜ？」
少々心配な所もあるが、折角のプレゼントを開けないわけにはいかない。
そっと、箱の蓋を開ける。
『ぎゃっ！』
箱を開けた瞬間、中から何かを咥えた犬のおもちゃが飛び出してきた。
驚きのあまり私は体勢を崩し、後ろによろめいてしまった。
…だが間一髪の所で鶴丸が私の背後に回り、抱き留めてくれた。
鶴「あっはっはっ！どうだ、驚いたか？」
『…鶴丸さん？抱きしめて欲しいなんて頼んだ覚えはありませんよ…？』
鶴「ま、まあそう怒るなって……ほら。」
そう言って再び飛び出してきた犬に目をやると、咥えていた何かが視界に入ってきた。
『……これって、デ●ズニーランドのチケット！？』
鶴「おっと！驚きはそれだけじゃないぜ？…じゃーん、ここにもう一枚あるんだなー。」
『……？』
鶴「たまには『俺』っていう癒しも必要だと思ってな。今度の土曜日、二人で行かないか？」
鶴「エスコートなら任せてくれ！君の事なら何でも知ってるし、俺が君をこれからも……」
鶴「………すまん、やっぱりこれじゃ伝わらないよ…な。」
鶴「……A、俺のものになってくれないか？」
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誰やお前www
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虚無零(プロフ) - コメントを残してくださり、有難うございます！作者のモチベに繋がるので本当にうれしいですm(_ _"m)何かあったらコメントくださるとうれしいです(´_ゝ｀) (2018年8月22日 23時) (
レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 明石………カッコいい…！好きだああ！！！とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年8月22日 0時) (レス) id: 58777ef85e (このIDを非表示/違反報告)
虚無零(プロフ) - コメントありがとうございます！自分には勿体ないお言葉です(´_ゝ｀)なるべく更新頑張りますので気長に待っていてやって下さいm(_ _"m) (2018年4月18日 23時) (レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - いつも楽しみに見させていただいています。( ´艸｀)これからも無理しないように、頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2018年4月14日 17時) (レス) id: fd50aac36b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚無零 | 作成日時：2017年8月2日 1時
