今日の貴方のお相手は…？
小判〜博多藤四郎〜 【設定：貴方は短冊にお願いをしています】
『燭台切の作ったプリンがお腹一杯食べられますように…！』
博「相変わらず、主人は食いしん坊やね…(笑)」
私がこんな子供じみた願い事を捧げる今日は、年に一度の七夕の日。
皆、思い思いの願いを短冊に書いて目の前の竹の葉に吊るしていく。
『そういう博多は何書いたの？…まぁ、どうせお金の事だろうけど。』
博「失礼やね！今回はこん本丸ん景気の良くなるごと願い事したばい！」
『…それって、結局お金の事なんじゃ…』
博「ちょこっとちごうとるちゃ！」
何が違うのかは私には分からないが……まぁ彼らしいと言えば彼らしいか。
私はそんな彼を横目で見ながら、もう一つの短冊を取り出した。
博「ああっ！主人こすい！願い事は一人一つっちゆう約束やろ！」
『ふふーん、いいでしょ？』
大人げなく博多の前で短冊をヒラヒラと泳がす。
すると彼が恨めしそうな、憎らしそうな眼差しで此方を睨んだ。
博「…ふーん、よかんだ？あん事長谷部に言うちゃ？」
…っく、そう来たか…。何せ彼は、私のやらかした問題全て把握している。
今この状況で長谷部に知られたら最後、無事では帰ってこれないだろう…。
『…仕方ない、一枚あげるから長谷部にはどうか内密に。』
博「がとかればよかよ。」
さっきの恨めしそうな目とはうって変わり、嬉しさに目を輝かせている。
『…ところで、一体それに何を書くの？お金の事は流石にもういいんじゃない？』
博多の背後に回り、彼の書く短冊に目をやる。
しかしもう少しで文字が見えそうな所で短冊を隠されてしまった。
『ちょ！見せてよ！』
博「いやくさ、絶対に見されん！主人には内緒たい。」
「だから、はよそっちさ行っちて！願い事の書けなかやろ！」
そう強く言われ、しょうがなくその場を離れた。…彼は一体何を願うのだろう、見当もつかない。
博「…ちゃし、これでよか。」
博「……主人ん傍にいつまばってん居られましゅごと。」
(主人の傍にいつまでも居られますように)
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頬っぺた触ってもい((殴
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虚無零(プロフ) - コメントを残してくださり、有難うございます！作者のモチベに繋がるので本当にうれしいですm(_ _"m)何かあったらコメントくださるとうれしいです(´_ゝ｀) (2018年8月22日 23時) (
レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 明石………カッコいい…！好きだああ！！！とても面白いです！これからも頑張ってください！ (2018年8月22日 0時) (レス) id: 58777ef85e (このIDを非表示/違反報告)
虚無零(プロフ) - コメントありがとうございます！自分には勿体ないお言葉です(´_ゝ｀)なるべく更新頑張りますので気長に待っていてやって下さいm(_ _"m) (2018年4月18日 23時) (レス) id: 8b8dd662b7 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - いつも楽しみに見させていただいています。( ´艸｀)これからも無理しないように、頑張ってください(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2018年4月14日 17時) (レス) id: fd50aac36b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虚無零 | 作成日時：2017年8月2日 1時
