【ｲﾅｺﾞ･ﾘﾎﾞｰﾝ混合】隠れマフィアな俺のしょっぱい青春・Ｖ２！【松風天馬】

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南沢「なぁA…お前は、あいつの事忘れさせてくれる…？」

37「はぁ゛～、実に長い一日だったぜぇぇ～い」

と、まあこんな具合にくたくたな感じで帰宅

ガチャッ

あれ、何かドアがひとりでに開いたよ怖い

「おかえりA」

「ただい、ま…？」

おかしい

もう一度言う、おかしい

「ご飯にする？お風呂にする？それとも……」

あははー、何でフリルエプロンという新妻スタイルな優一さんが俺の拙宅なんかに…

いつもなら愛しきマイシスターが出迎えてくれるというのに！

「デスドロップ？」

「最後のは遠慮させて頂きますマジで」

「ん、手土産が無いね五千点の減点だ…従ってデスドロップ！！！」

「わぎゃあああぁあ！！！」

―――

激しく身体を揺すぶられる感覚

「…ま、…いさま……」

「ちょちょちょ、酔う！酔う！」

「あ、起きた…兄さま凄くうなされてたよ？」

耐え難い震動に思わず飛び起きると、真っ黒い大きな瞳と視線がかち合う

もしかして今のは…夢？

「随分と不吉な夢だったなぁ…」

いや、この場合は寧ろ夢で済んだ事を喜ぶべきなのか？

わーい、わーい……

「兄さま？」

おっと、妹に可哀想なものを見る目で見られてしまったこんちきしょう