TVXQ―運命―Ⅱ

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私達の運命

ストーカー「今日会える？…うん。じゃあ、待ってる…」

ジェジュンとうちで会う事になた。

ジェジュンならきっと分かってくれる…そう思ってた。

「なんかあったら呼んで。すぐ行く」

マリさんは一言添えるとあたしを家まで送ってくれた。

「ありがとうございます。……すごく…感謝してます」

「今更どうしたのよ。バカね。…じゃあね」

マリさんの車を見届けて、家へはいる。

あと10分ほどで来ると、ジェジュンからメールが入った。

なんて言おうか……

部屋をお行ったり来たり、椅子に座ったり立ったり………

とても落ち着かない。

ピンポーン……―――――

「わ、ジェジュンだ……」

結局なにも思いつかないまま、玄関のドアを開けた。

「こんばんわ＾＾」

「なんでここにいるの……？」

そこに立っていたのは

あのリクだった。

ニヤニヤしながらあたしの髪に触れた。

「今日…泊っていってもいい？」

こいつ……

まじやばい……

「やです。帰ってください」

リクさんを押してドアを閉めようとした。

「ちょっと…困るよ～。今日は絶対泊めさせてもらうよ＾＾」

ドアの隙間から笑う口元が見える。

この人なんなの？

「帰ってください！困ります」

「………A？」

あ……

この声……

ドアを再び開ける。

「ジェジュン！」

リクさんの後ろに立っていたのはジェジュンだった。

「なんだよお前」

リクさんはジェジュンを睨みつけた。

「なにって。。。お前…誰？」

ジェジュンは不思議そうにリクを見る。

「お前かよ。Aの男って」

鋭い目つきでジェジュンを見るリクさん。

「リクさんには関係ありませんっ！…ジェジュン！」

ジェジュンのほうへ駆け寄ると、ジェジュンはあたしを守るように自分が羽織っていた上着をかけてくれた。

「くそっ…東方神起かよ……悪いけどAは貰うからな」

リクさんはジェジュンのおでこを指で押すと、車で走り去った。