TVXQ―運命―Ⅱ

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:262,791 hit

私達の運命

募る思い「ふぁぁ……ねむ…」

一通り日本語役を通して台本を読み終わったのは23時だった。

慣れない家に帰ってベッドに倒れこむ。

「はぁ……ジェジュン達今なにしてるかな…」

いつもなら騒がしくメンバーの声が聞こえていた部屋も、今はすごく静かだ。

ぐるっと寝がえりをうち、目を閉じると静かに眠りについた。

………―――――――

「Aーーー！！カムバックーー！！」

さっきからジュンスはこれしか言ってない。

「いいじゃん、ジュンスはAを見送れたんだから。…俺らなんか……」

ジェジュンが冷たい目でユチョンを見る。

てっきり仕事に行くかと思っていたジェジュン、ユノ、チャンミンは、ジュンスとユチョンを見た。

「ごめんって。Aに言わないでって言われたからさ」

ユチョンは苦笑する。

「それでも言ってほしかったです。…はぁ…」

チャンミンはユチョンを見てため息をつく。

「あは、ァハハ……」

こちらもあまりいいとは言えない様子でした。

そんな中、一人楽しげに笑っていたのは……

そう。

あのリクでした。

……――――――

一粒の薬を袋に入れ、引き出しにしまうと、不気味な笑みを浮かべた。