TVXQ―運命―Ⅱ

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私達の運命

3時間前「家に帰るところだったの…ちょうど3時間前ぐらい…。今日はタクシーで来たから外に出てタクシーを待ってたの。…そしたら…。5人ぐらいの男に掴まって……無理やり…車で…。そのあと二人組の女にまわされて…田んぼみたいなところに連れて行かれたの。それで殴られたり…蹴られたり…抵抗したら髪を…っ」

ポタポタ涙を流すマリさん。

「マリさん…」

あたしはマリさんに寄り添った。

「辛かったですね…ごめんなさい。あたし…助けてもらったのになにもできなくて…」

どうしてマリさんが…

「マリ…」

チャンミンはマリさんを抱きしめた。

聞きたいことはたくさんあった。

メンバーもそうだったと思う。

でも今は

今はチャンミンに任せようと思った。

チャンミンとマリさんを部屋に残してリビングへ行った。

「またリクってやつかよ…」

ユノはくやしそうにまどのそとを見つめる。

「マリさんが……」

泣かずにはいられなかった。

犯されたうえに、あんなひどく…

あたしも同じようなことがあったけれど…

あんなひどくはなかった。

髪だって…

顔に傷もできてる…

泣き崩れるあたしをジェジュンは支えてくれた。

「A…」

「マリさんが…なんでっ…」

リクさん

ひどすぎます。

なんでマリさんに手を出す必要が…？？？