ただ、そばに。
13．悪夢の始まり２人がメリー号に着いた時には、既にミサが仲間の一員になった後だった。
ルフィは｢宴だぁー！｣と叫んでいて。
サンジはメロリンダンス中。
ナミとウソップとチョッパーはミサとお喋り。
ロビンはコーヒーを飲みながらこの光景を微笑ましそうに見ている。
それを見た瞬間。
Aもミサを仲間として歓迎しようと決めた。
｢あっ！Aとゾロ！おかえり！｣
ナミの言葉が、暖かかった。
『ただいま！みんな！』
｢A！ゾロ！今夜は宴だぁー！｣
｢Aちゅわーん！おかえり！｣
｢｢｢おかえり！｣｣｣
次から次に飛んでくる暖かい言葉たち。
さっきまでの不安が嘘のように、今はこんなに心から笑えてる。
私は一人じゃないんだ―――。
そう思った瞬間。
｢ゾロ！おかえり！｣
一瞬で静まり返る船内。
そりゃあそうだろう。
だって今さっき仲間になったばかりの彼女が。
まだドアの前に立ったままのゾロに駆け寄って。
手をしっかりと握っているのだから。
あまりに衝撃的なミサの行動にクルーは皆固まっていた。
最初に騒ぎだしたのはウソップとチョッパー。
｢なんだなんだ〜？お前らできてんのか〜？｣
｢なにぃ!!!!………できてるって何だ？｣
あからさまな冷やかしの言葉。
｢お前ら仲良いなぁ〜｣とルフィ。
｢ミサちゅわーん(泣)なんでマリモなんかと…。｣とサンジ。
興味深そうに見つめるロビン。
ただ一人、｢A…｣と声を漏らしたのはナミ。
彼女だけはA気持ちを知っているから。
ゾロとミサに視線が集まる中。
ナミはAを、Aは下を向いていた。
｢っ！そんなくっつくな！｣
そう言って彼女の手を軽く払ったゾロだけど。
｢まぁ照れちゃって！ゾロ君顔が真っ赤ですよ〜？｣
なんてウソップがまた冷やかすから。
｢なっ！？そんなんじゃねぇ！！｣
ますますゾロの顔が見れなくなった。
(ゾロ…そんなに嬉しそうなの？)
不安がまた込み上げた時――
くすくす…
微かに笑い声がした。
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葛島橋東詰 - 更新頑張ってくれ！!！応援してるぞ！ (2016年4月30日 12時) (
レス) id: 24e2ac7908 (このIDを非表示/違反報告)
心遥 - 頑張って下さい！応援します！更新頑張って！続きが気になります！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 9a41439dbd (このIDを非表示/違反報告)
テア - ミサにはとてもイラっときましたが、ゾロの気遣ってくれる優しさに感動しました！（≧∇≦）続きが楽しみです。頑張ってください！ (2015年10月23日 0時) (レス) id: 49417841b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかぱんまん(⊃￣￣￣⌒￣)∩ - めっちゃ面白かったです！泣きそうになりました（*^_^*）続きまってます♪ (2015年6月28日 22時) (レス) id: cd4a3c10e4 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか - 面白い！ 続き待ってます!! (2014年12月7日 14時) (レス) id: 2e38216832 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mari | 作成日時：2011年10月18日 19時
