Are you ready?
+第3話+背後より次の日、
私はいつものように薫と話していた。
「嘘!一条君とそんな、、あらっ・・・隅に置けないねキミ。」
「いや別に、とくにそれだけだし・・・」
「いやいやー、こうして2人だけで一条君と話せる女子なんて多分いないでしょー。」
「そ、そーなんだ・・・。」
そーなんだ、そーなんだ!ラッキー!
表情と心の中が一致しない私。
薫は今も、私はあまり恋愛に興味が無いと思っている。
すると、後ろから聞き覚えのある声が
「笹倉さん?」
「一条君!昨日はあやうく転びそうなところをありがとう。」
「いや、たいしたことないよ。」
「っていうか、一条君、何故A組に?」
A組は私と薫のクラスだ。
「あ、あぁ・・・うん、ちょっと用があって。」
「へー、そっか。」
含みのあるいいかたがきになる。
「あ、じゃあ俺はそろそろ・・・」
「あ、はい。ばいばい!」
一条君はほほ笑みながら軽く手を振って帰っていった。
「んまー、A、やっぱ隅に置けない。」
「えー?」
なんだか、何か私の周りで起きそうな予感が・・・・・・
しないこともない。
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作者名:ももか* | 作成日時:2011年12月30日 21時