SJ -君が好きだから-

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Aが好きだから

7.優しそうで可愛い子どうしよーか…ここから抜け出すか、頑張るか…。

元はと言えばあの人(まねーじゃー)が悪い。

ん～…

こんこん

悩んでると誰かがノックした。

A「はい??」

「あ…僕だけど…」

ドア越しに聞こえる声。

僕…僕ね…誰??

名前を言って下さい…。

なんて言う事はできなくて、

A「どうしましたか??」

そのまま話を進めてしまった。

「ひょん達が連れてこいって…」

A「今行きます!」

がちゃっ

A「あ!リョウクさんだったんですか…」

リョウク「え??僕でがっかりした??」

A「いえっ!違います!むしろ嬉しいです^^」

リョウク「ホント??よかった～^^」

…可愛い…。

リョウクさんを見てると、今まで抜け出そうなんて思ってた自分が酷いように思える。

リョウク「ひょん達がねAちゃんの事気に入ってた^^」

A「え…??」

つい、歩いてる足を止めてしまう

リョウク「“優しそうで可愛い子。まねーじゃーの言った通りだ”って!」

A「あぁ…ありがとうございます…」

リョウク「ほら、早く行こ??ひょん達に怒られちゃうよ＞＜」

A「はい…^^」

そう言ってりょうくさんの後ろを歩いて行った。