キュヒョンとスローライフ１

ノラ･･･ゴ･･･？

看病する気０￣


「あ゛ぁ〜、、寒い、辛い、動けない、助けてA」

「ほらいわんこっちゃないよ。抱きつくな」

「ああー冷たいな･･･寂しくて死んじゃうかも」

「死なない。口開けて。おかゆ食べれる？」

「実はあんまり食べたくないけど、こじ開ける勢いで口にスプーンが突き立てられてるし食べるわ･･･」

「無理にでも食べて、ポカリ飲んで、汗かいて、寝て。で、離して」

「やだ。死ぬまで離さない」

「力強っ。ほんとに熱ある？」

「ある。それはある。あーもうわからないの？熱があると人肌恋しくなるんだよ」

「自分熱無いからわからん。ごめん･･･ちょっと、なんで涙目なのやめてよなんか罪悪感沸いてきた」

「あージャンプ読みたい」

「いいから寝て！頼むわまじで」

「キスしていい？」

「嫌だ」

「寝るわ･･･」

「そうして。一万歩譲って、眠るまで居てあげるから」

「譲りすぎだろ･･･じゃあ、おやすみ･･･」

「おやすみ、キュヒョン」

バタン

「･･･。おーい！出てくの早すぎだろ！目閉じた瞬間だぞ！おかしいわ今のは！異議あり！異議あり！」

ガチャ

「ちょっとうるさいよ･･･わかったから早く寝よう。治るもんも治らないよ？」

「全然通りませんね僕の異議あり･･･本当に、寝るまでね？」

「わかってるわかってる」

「今度こそおやすみ･･･」

「うん、長い戦いだったね、おやすみ」

「完全に一方的な攻撃だったけどね」

「まあね」

「･･････」

「もう寝た？」

「寝た」

「おきてるやないか」

「頭が痛くてなかなかねつけない･･･」

「そうなの？かわいそうに。よしよし」

「よしよしってそんな犬を可愛がるみたいにお腹撫でられるとくすぐったい」

「よーしよしよしよし！右よーし！左よーし！白線より後ろにお下がりくださーい！」

「え、えぇ？あの、ちょっと、、あんまり大声とか、ね、頭が」

「発車致しまーす！」

「あの、うわっ目眩してきたもう嫌だ」

「ね？逆に疲れて眠くなってきたでしょ？」

「確かに･･･だいぶ疲れた」

「私も寝たいくらいだもん」

「だろうね･･･」

「ちょっと、私も昼寝するわ」

「どうぞ･･･って隣で寝るんかい。安心していいかも」

「じゃ、おやすみ」

「壁に溶け込むくらい引っ付いてるけどそんなに俺が嫌？ショックなんだけど」

「･･････」

「寝付きのよさのび太くん並みだろ･･･」


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