Paradise 2 〜TVXQで妄想〜

Aさんの物語

決心チャンミンはすぐにメンバーの元に戻った。

チャンミン「今日Aさん用事できて来れないそうです。」

ジェジュン「えーまたぁ？」

ユノ・ジュンス「・・・・・・・・。」

ユチョン「なんか・・・大丈夫かな？Aちゃん・・・。」

沈黙が流れる。

ユノ(僕のせいかな・・・。)

ジュンス(用事なんて、ほんとに・・・？)

ユノがその場からすっと離れた。
それに気付いたジェジュンが静かに後を追いかける。

チャンミンが遠ざかる二人の様子をしばらく見守った後、
ジュンスに目線を戻し、そばに歩み寄った。

チャンミン「ジュンスヒョン、・・・Aさん、風邪引いたみたいです。」

ジュンス「・・・えっ！？」

会話を聞いていたユチョンも寄ってくる。

ユチョン「ちょ、どういうこと？」

チャンミンがユチョンを見た。

チャンミン「ヒョン、ジュンスヒョンにAさんの家の場所、教えてください。」

ユチョンの表情が一瞬固まった後、にやりと笑った。

ユチョン「・・・チャンミナぁ〜！お前はほんっとにジュンス思いだな！ははは！(笑)」

ユチョンはチャンミンの肩をばしばしと叩いた。


チャンミン「痛っ！・・ちょっと、やめてください！」

チャンミンは嫌がって体を反らせ、ユチョンの手を振り払う。
ジュンスは眉間にしわを寄せてうつむき、腕組みした。
ユチョンがジュンスの肩に手を置き、下からジュンスを覗き込んだ。

ユチョン「・・・メモ書くから。行って看病してあげて？」

ジュンスがちらっとユチョンを見る。

ジュンス「うん・・・行くよ。」

チャンミンがニヤリと笑いながらうなづいた。
ジュンスが顔をあげてチャンミンをまっすぐ見つめた。

ジュンス「・・・ありがとうね。」

チャンミンが満面の笑みを浮かべた。

チャンミン「ヒョン、ひとつ言わせてください。絶対に、風邪をもらってこないでください。わかりましたか？」

そう言うと今度は悪い笑みをジュンスに投げかける。

ユチョン「それに、明日はライブがあるんだから、離れたくなくなっても長居しないこと！」

ユチョンもニヤニヤしながら言う。

ジュンス「なんっだよ・・・ばーか！(笑)」

ジュンスは顔を赤くしながらも
必至に抵抗した。

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