全てを捧げる…Kyuhyun

Aさんの診断結果

0005―私は病院のある一室で雑誌を見ていた


｢SUPERJUNIOR……｣


鼻にはﾁｭｰﾌﾞの酸素ﾎﾞﾝﾍﾞ

これをつけてないと呼吸をするのもやっとな私は雑誌を１ﾍﾟｰｼﾞずつめくった


私は途中で手を止めた


そこには、今でも思い続けている人


ｷｭﾋｮﾝがうつっている


｢ｷｭﾋｮﾝ……

もう私の事なんか忘れちゃったかな…｣


私は６年前ｷｭﾋｮﾝに何も言わず姿を消した


ｷｭﾋｮﾝが嫌いになって離れたんじゃない

ｷｭﾋｮﾝに、迷惑をかけたくなかった…


ただ、それだけ…

病気を発症して、もう長くないと言われた私は何もかもしてて、入院した

毎日毎日、辛い闘病生活…


辛いけど死にたくない

またｷｭﾋｮﾝと……


そう思って６年間病気と戦って来た


｢ｷｭﾋｮﾝ……ごめんね…

こんな私を、許して………｣


６年間頑張って来たけど…

もう、疲れちゃった…


私は腕の残された力でﾍﾞｯﾄﾞから車椅子にうつって病室を出た

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