儚い花のように。

Aさんとのﾋﾄｺﾏ。

愛してるの証。金子千尋＊.




あ『…ん…ちょ…千尋っ』




金「…A」







絶え間なく落ちてくるキスに
呼吸も頭も乱される。




溶けてしまいそうだ。





そんななか働かない頭で必死に
何故こうなったのかを思い出した。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿






最近思うこと。



＿千尋の愛を感じていない。



あ『どう思う？』


伊「いきなりですね…」



悩みをただいま野球での
奥さんである伊藤光くんに相談中。


伊「Aさんはどうしてそう思ったんすか？」



あ『…最近目を合わしてくれなくなったり
そっけないし、倦怠期なんかなって』



金子千尋の妻と球団職員の
二足わらじでやって2年目になるけど、

前よりも仕事中話に来てくれなくなったし
帰るのも遅くなった気がする。



やっぱりいつも一緒にいる
つもりだったけどわかっていないのかも。



伊「…Aさん、それ心配しなくてもいいですよ。
だって「＿A！」…ほらね」






珍しく名前をよんで走ってきたのは千尋だった。

愛してるの証。金子千尋＊｜02→

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