イナクロ～雷門青春物語あなたは誰の恋人？～

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Aさんの良い結果

サッカー棟ミーティング室にあたしは向かった。

そこにはすでに霧野先輩がいた。

近づくとすぅすぅと寝息を立てて眠っていた。
そんな無防備だから襲われるんだよ…蘭丸。

誰にって？

あたしにだよ(ニヤッ

A「ねぇ、起きないと…喰われないよ？」

ガバッ …霧野先輩はすぐ起きた、

霧野「…起きなかったら喰われない…、

…はぁ！？なぁ、俺は…く、喰われる？」

心配そうだ…毎日してんのに！←

A「おはようございます霧野先輩( *^)^*)ﾁｭｳ…霧「！…んっ…」

軽いKissを、霧野先輩に送る。
挨拶の後にすぐKissとかベタだわぁ←

ま、いっかね。←おぃ(笑

それにしても、ここからどうしよう。まだ唇は重なっている。…霧野先輩目が潤んでるし。

可愛すぎんぞオラ←

…一回止めるか。いくら水泳で鍛えた肺活量でもこれが限界。

霧野「！Aっ…何のつもり…？」

明らかに物足りない顔をしながら先輩は言った。

A「先輩の目を覚ますため…ですよ。
それ以外はなんの意図もありません。」

霧野「！…それじゃ、何でな、、ん！？」

口に人差し指を当て、少し首を傾げてちょっと聞いてね、の合図を送る。
霧野先輩はおとなしくなった。

A「だってぇ、霧野先輩が…物足りない顔するから…ですよ？
霧野「なっ…そんな顔…」

…してねぇとは言わせないぞ？…蘭丸。」

ぞくっとするような低い声と怪しい笑みを浮かべるあたし

霧野先輩はそんなあたしの声を聞いて少し感じて息を漏らしていた…

そんな声聞いてたら、Sモードはいっちゃうよ？

本当にすき。なのに好きのたった二文字も言えない不器用なあたしの伝え方

この状態で二年過ぎ、蘭丸がたとえ他の誰かが好きであろうともこの時間だけはあるから好き。

A「ねぇ、蘭丸。」

蘭丸「何っ…んっ、…あぁ……」

ついばむようなKissをする。

これだけでも蘭丸は感じてしまう。
舌をいれて口内を掻き回す…甘い砂糖を紅茶に入れてかき回すような…そんな感覚に襲われる。

蘭丸「Aっ…ふぁっ…んっ…大…好きっ…」

いつも終わる前に蘭丸はこういう。

いったん唇同士を重ね合わせるのを止める。

お互い見つめあったまま何も話さない。

今日…

A「…一度だけ言うよ？あたしは…

あなたが好き。」

蘭丸「！…嬉しいよ、A」

これからも、一緒に。

#end#

蘭丸「リクエスト、あったら素直にいえよ？
…そのかわりご褒美、くれるよな！」