東・方・神・起 La La La・２～YUNHO～

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ユノとAさんのお話

第92話：リーダー命令撮影も終わりに近づいた時、僕はAに言った。

聞こえる範囲にメンバー以外がいないのを確認して、それでも小声で。

「A、この後って空いてる？
僕はレコーディングだけど、早めに終わらせる。
だから今夜は、昨日のかわりにデートしない？」

「空いてるけど？レコーディングって時間かかるでしょ？」

「平気だよ。調子出ないって言って、終わらせる事も出来るし。
メンバーにも協力させるからw」

「そんな事したら、バレた時に怒られるわよ？w」

「じゃあOKだね。終わったら電話するから、
いつも通り駅三の公園で待ち合わせね」

「分かった。バレないように気をつけてねw」

「大丈夫、バレないよw」

話し終わって横をちらっと見たら…
４人がニヤついて僕とAを見ていた。

CM「僕は協力しませんよ～w ユノヒョンだけ幸せになるのは、許せませんね～w」

YC「そうっすよ。僕らには彼女すらいないんですから。
ユノヒョン、そんなにヌナとデートしたいんすか？w」

「昨日は出来なかったから、そのかわりだし。
お前ら、今日は協力しろ。これはリーダー命令なw」

「ユノ！w」

JJ「やだね、協力しないw」

JS「こんな時だけリーダー出すのずるいですよ～w」

カメラマン「ユノ～、入って！」

「はーい、今行きます」

「あ、ちょっと待って、ユノ。少し襟直すから」

Aはそう言って僕のシャツの襟を直してくれる。

その光景すらも、４人はニヤニヤしながら見てる。