東・方・神・起 La La La・１～YUNHO～

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ユノとAさんのお話

第44話：会いたいと言ってくれるなんて…しかも…この２週間はメールさえも途切れていた。

僕はそろそろ我慢の限界に近かった。

姿を見る事も出来ず、電話をして声を聞く事さえ出来てない。

友達のアドバイスを無視して、自分から電話をしそうだった。

Aから電話が来たのは、そんな時だった。

言われた言葉に僕が飛び上るほど喜んだのは、言うまでもない。

会いたいと言ってくれるなんて…。
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その電話は突然だった。

画面を見て嬉しい気持ちと、少しの戸惑いがあった。

友達とあんな話をした後だったしね。

電話をかけて来てくれたのは嬉しいけど、
Aの真意が分からなかったから。

戸惑いながらも、他のメンバーに聞かれないように…と、
ベランダに出て７コール目でやっと通話ボタンを押した。

「ヨボセヨ。A？」

【アンニョン、ユノ。Aです。
…元気だった？最近、忙しいんでしょ？】

「アンニョン、A。
うん、第３集の作業に入ってるから…。
メールも中々返せなかったし、電話も出来なくて…」

【ううん、私の方こそ…。
忙しいのに電話しちゃってごめんね。今は仕事中？】

「いや、今日はもう終わって宿舎にいるよ。どうしたの？」

【うん…。
今から少しでも会えないかな？と思って…。
私がユノの所へ行ってもいいし…】