ユノとAさんのお話
第４話：色々とリサーチ私はネットで色々韓国のサイトを覗いたりして、情報を集める事にした。
向こうの編集部に聞けば早いんだろうけど、もう深夜だし電話は出来ない。
明日編集部へ行ったら、チーフに向こうの電話番号聞かなきゃ。
挨拶がてら電話をして、いろいろ聞いておきたいし。
「調べるのは明日でいいや。
今日は何だか疲れちゃったから、もう寝よっと。お風呂は朝入ろう」
私はメイクを落とし、部屋着に着替えてそのまま眠りについた。
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「おはようございます、チーフ」
「おはよう、A。昨日は眠れた？」
私は編集部の入口でチーフが出勤するのを待ち、声をかけた。
チーフもそれに答えつつ、自分のデスクに向かう。
「眠れたと思います？」
「無理よね。いきなり韓国へ行ってくれなんて言われちゃ」
「確かにいつもよりは寝つきが悪かったですかね。色々気になったし。
チーフに聞きたい事あるんですけど、いいですか？」
「ん？ 何を？」
「韓国の編集部の電話番号と、編集長の名前を聞いておこうと思って。
挨拶したいし、色々聞きたくて。私が行く事は伝えました？」
「うん。OK貰ってすぐに、メール送って知らせたよ」
「メール？ 韓国語でですか？」
「まさか！ 私は韓国語全くダメだもの。英語で送ったのよ」
「ですよね〜。向こうのアパレル事情が分からないから、それも聞きたいし」
「ちょっと待って、確かここに…。あった！ これよ、はい」
「ありがとうございます。早速かけてみます」
私はチーフからメモを受け取り、自分の部屋へ行った。
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作者名：haruka | 作成日時：2009年12月5日 0時
