東・方・神・起 La La La・１～YUNHO～

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ユノとAさんのお話

第37話：ユノを愛し始めたキッカケ・２別れた後、共通の友人から
【韓国に興味を持ってるみたいだ】と聞いていたから。

その友達は私の仕事関係で知り合った人だから、
私が韓国へ来てからどんな仕事をしてるか、
何のために韓国へ行く事になったか…
色んな事をその人に聞いて知ってるはずだし。

だけどその一瞬浮かんだだけで、
その後は【別れたんだから、もう関係ないんだ】
と思って気にしない事にした。

写真を撮られたんだけど、
それが私の肩を抱いて歩く写真だったから、
尚更恋人に見えたのかもしれない。

韓国じゃ恋人同士は、彼氏が彼女の肩を抱いて歩くのが多い。

そんな風に歩いてたから、恋人と思われても仕方なかった。

最初は写真を撮られ、次に映像を撮られて流れた。

写真を撮られた時に、私も気をつければよかったのに…。

そんなに大事とは思わず、誘われてデートに出かけたんだ。

新聞に載った写真は目元が隠れていたし、
一般の人に顔がバレる事はないと思ってしまったから。

一般の人に顔は知られていなかったけど、
マスコミには目元の隠れていない写真が出回っていたみたい。

だから私達を張っていたマスコミに映像を撮られてしまった。

車でマンションへ一緒に帰って来た所に記者が押しかけて、
その後は私自身も長い間記者に追いかけられた。

一般の仕事よりもマスコミに近い仕事柄が、
長引いた要因だろうと私は思ってる。

私は自分の事を記事に書かれたり、
記者達に追いかけられたりするのは、
いくらでも耐えられるし我慢するつもりだった。

私がユノと仕事をした事がある、
メイキャップアーティストだと分かった瞬間、
マスコミから一斉にバッシングを受けた。

日本人だって事は１番最初に知られていたけど、
『一緒に仕事をした事がある』って事で、バッシングが強かった。