東・方・神・起 La La La・１～YUNHO～

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ユノとAさんのお話

第27話：デート？！僕はそのまま２人を追いかけ始めた。

リビングではチャンミンがダイニングにいて、
『僕は興味ありません』オーラを出しながら本を読んでいた。

ジェジュンはチャンミンの後ろのキッチンで料理中。

JJ「こらー！もうすぐご飯だから、走らないの～」

僕はジェジュンの言葉に追いかけるのをやめ、
携帯をポケットに突っ込み、逃げるユチョンを呼び止めた。

ジュンスは追いかけられなくなると、
『つまんな～い』と言ってチャンミンの前に座る。

「ユチョン、車貸してくれないか？」

YC「車？ユノヒョン、自分のあるでしょ？」

「僕の車は車検に出したからないの。だから貸して」

僕は顔の前で手を合わせて、『お願い！』のポーズをした。

するとユチョンは…

YC「どこ行くんすか？車って事は遠出でもするの～？」

と言って、ニヤけだした。

まるでその顔は『ほら、言ってごらん？』とでも言うように。

YC「今の電話も何か怪しかったっすよね～。
最近は仕事の時以外笑わなかったのに、
すっごい嬉しそうな顔で電話してたし～♪」

…僕、そんな顔で電話してたの？

何だか恥ずかしくなってきた…。

下を向いて思い出してたら、耳元でユチョンの声が聞こえた。

YC「もしかしてデートっすか？言っちゃった方が楽っすよ～」

驚いてユチョンの方を見ると、さっきよりもニヤけた顔。

そう言ったかと思うと車のカギを部屋へ取りに行き、僕に渡してくれた。

YC「でも僕の車で襲っちゃダメですからね」

最後にそう言って、チャンミンとジュンスのいるテーブルに。

そうか…。

よく考えたら、僕はAさんをデートに誘った事になるんだ。

ジェジュンのご飯を食べずに、２人で食事に行くって事は…。