東・方・神・起 La La La・１～YUNHO～

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ユノとAさんのお話

第13話：ユノからのお誘い【毎日時間があったら、携帯握って連絡待ってたんだ。
知らない番号やアドレスだったら
Aさんだから、すぐ電話出来るように。
Aさん、今日は仕事してるの？ご飯は食べた？】

「ううん、休みだから家にいるわ。夕飯はまだよ。どうして？」

【これから時間あったら、食事でもどうかな？と思って。
この前と違うお店も案内したいし。
僕も久しぶりの夕方から休みで宿舎にいるんだ】

「ちょっと待ってて、ユノオッパ。聞いてみるから」

【聞くって…誰に？１人暮らしじゃないの？】

「お母さんも一緒に韓国へ来たから、もちろんお母さんよ。
誰か他の男の人だと思った？w」

【いや、そう言うわけじゃ…】

「すぐだから、待ってて」

【分かった】

私はユノにそういうと、携帯の口元を押さえて
キッチンにいたお母さんに聞いてみた。

(母とは日本語)

「お母さん、夕食もう作ってる？」

「いいえ、まだよ。どうかした？」

「食事に誘われたから、作ってたら断ろうと思って…」

「行ってきなさいよ。私の事は気にしなくていいから」

「ありがとう、お母さん。行って来るね」

自分の部屋へ戻り、ユノに行けると伝えた。

【Aさんは食べられないものとかある？野菜は大丈夫？】

「大丈夫、好き嫌いはないわ。大体のものだったら食べられる」

【じゃあ車で近くまで行くよ。どれ位で出たらいい？】

「迎えに来てくれるの？そんなのいいのに」

【車で移動した方が楽でしょ？どこへ迎えに行ったらいい？】

「ありがとう、ユノオッパ。
それじゃあ…着替えて少しメイクするから、
１時間後に駅三の公園前で。そこから５分で家なの」

【分かった。僕の車は黒だから。車の中で待ってるよ】

「うん、急いで行くね」