インサニティ・サーカスへようこそ

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Aさん、どうぞお楽しみください。

第１幕・サーカス開幕突然ですが、できれば、来てくれた方はコメントをしていってください！
コメントしてくれればダッシュで次の話書きますから！
では、主役の女の子・・・はい、Aさん、あなたです。
いってらっしゃい、インサニティ・サーカスに。

「ふぁ・・・。」
あくびをするA。ここの街の住人で、普通の少女である。
「そういえば、真夜中あたり変な音がしてたなぁ・・・。」
とか思いつつ、着替えて外に出ると、街の様子が変わっていた。
いつも穏やかで何の変哲もない街が、青のポスターで彩られているのだ。
街の真ん中では、フードを被った青年が無言でビラを配っている。
青年はAを見つけたらしく、近寄って来て青いビラを渡してきた。
フードの中は暗くて、顔は分からない。青年は去っていった。
Aは、青いビラを読んでみる。
「サーカス開幕・・この先１週間、街の出口近くの青いテントにて・・。」
そして、最後の文句に興味を抱く。
「お手伝いを募集しています。２０歳未満の少年少女・・・」
Aは１３歳。少女と呼べる年齢ではないか。
サーカスの手伝いという言葉に好奇心をくすぐられたAは、そのサー
カスを見に行くことにした。その後で、手伝いのことを言えばいい。
Aは、明らかに大きな間違いを犯していることに、まだ気付かない。
時計の歯車は止まっても、戻ってもくれないのだが・・・。