甘く、甘く、甘く。 M・N～ PART 1

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A・・・？　甘く、甘く、愛すから

２３、嵐が去った～あなたsaid～

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しばらくしてお開きになった

みなさんを送り出して扉を閉める

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A「ふうぅ～・・・」

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嵐のみなさんと話した印象は、大体、まぁくんに聞いた通りだった

やっぱり、目の前で見る松本さんの眼力はすごい

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けど、二宮さん・・・

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二宮さんの眼力も・・・

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上目使いでジッと見られるとゾクッとするような寒気が走る

何か、見透かされているような、探られているような・・・

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数年前の先輩のことを思い出した・・・

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大学生になりたてのころの話

あるサークルに入った

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優しい先輩に恋心を抱き始めたころ、

世間知らずの私は先輩にイタズラされた・・・

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恐怖で泣きながら、先輩の眼を見ると、

今まで見たことない眼だったのを忘れない・・・

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その時、いつもの優しい先輩はどこにもいなかった

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もちろんサークルはやめたし、出来るだけ関わらないようにしてたからその後は何もない

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二宮さんの眼を見ると、それに似た恐怖感を感じた・・・

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